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ヘバーデン結節、ブシャール結節で指が痛い

2018.07.19 カテゴリー:色々な症状 へバーデン結節・ブシャール結節 

 

ヘバーデン結節は指の第一関節、ブシャール結節は第二関節で骨が変形してしまう原因不明の疾患です。

 

原因不明なので「治らない」と言われる方もしばしば。

 

しかし、東洋医学(中医学)では多くの症状が内臓と関係していると考えられており治療を開始できます。

 

骨の異常は五臓六腑の「腎」になります。

 

腎への治療をするとともに、直接指先にアプローチして痛みを取っていきます。

 

中医学では「不通即痛(ふつうそくつう)」、「通らざらば即ち痛い」という考え方があり、気血津液を指先という身体の末端まで通す治療をします。

 

経絡の流れは指先を含め全身を巡っており、ツボも存在します。

 

鍼や灸で微細な炎症をわざと起こすことによって血流を促すのです。

 

指、特に末端近くに鍼、灸、などを施します。

 

写真のように円皮鍼というごく小さな鍼が出ているシールを貼ることもあります。

 

私自身、親指のばね指で痛みがありますので、写真のように貼っています。

即効性があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


お灸は患部、もしくは動画のように爪口角の際に行うことが多いですね。

 

 

 

 

 

爪口角の際から血を抜くこともあります(瀉血法)。

 

 

単純に考えて「指先」という身体の末端には十分な栄養が行き渡りにくいです。

 

栄養、つまり血流が悪いということは不要なものを回収してくれない、ということでもあるのです。

 

ご自宅では爪を左右両方向からモミモミとマッサージしても良いでしょう。

 

指先に刺激を与えることで、身体の末端まで栄養が行き渡るイメージです。

 

 

治療では指先だけでなく、手首・腕・身体全体などの筋緊張も取っていきます。

 

 

問題にすべきは指先だけでなく、身体全体のこわばりなのです。

 

 

以上、ご参考になれば幸いです。

 

骨の異常は「腎」にアプローチ

 

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