2024.03.25
寝ている時に食いしばりや歯ぎしりがあると、朝起きた時点で疲れてしまいますね。
これはもう休むべき時にギューっと顎が力んでいるのですから、疲れて当たり前です。
僕も昔は食いしばっていましたし、自分の歯ぎしりの音で起きることもしばしばでした。
かつての僕は「一生懸命やる」ということを履き違えていたように思います。
力いっぱい、体力の続く限り集中して苦しみの中から生まれてくるものじゃないとダメ、みたいな考えです。
そういうものもアリですけど、苦しみだけじゃ体力が持ちません。
ドラムもそうでしたしね。
疲労困憊になるまで力を入れて、スティックが折れたりヘッドがベコベコになるのは「パワフルに叩いているから良いこと!」てな感じで。
今思えば力の入れ方が違いましたね。
でも自分では力が入っているなんて微塵も思っていませんでした。
むしろ楽に叩いていると思っていて、ドラムじゃなくても仕事でも「まだまだ出来る!」と感じてましたし。
そうなんです、力んでいる日常が当たり前となっていたのです。
当たり前なんだから寝ている最中も力んでますよ、そりゃ食いしばりますよって話で。
PC見てれば姿勢が悪くしてひとつのミスも許さない勢いで集中したり、テレビを見ていてもそのなんか力が入っていたり、イライラすることが多く眉間にシワが寄っていたり。
ちなみに眉間にシワが寄ると後頭部にも力が入りますよ、試してみてください。
こんな状態で寝ても体力なんざ回復しませんし、ましてや寝るということさえままならないこともあるでしょう。
そうです、不眠状態です。
寝たとしても食いしばり、歯ぎしり。
だめだこりゃ。
さあ、この投稿を見ているあなた、姿勢はどうでしょうか?
眉間にシワは寄っていませんか?
首、肩、背中、腰、腕、足の何処かに力は入っていませんか?
まずは力が入っていることに「気づく」ことが重要です。
肩の力をフッと抜いて、腕の重みを感じ取って腰で受け止めてみましょう。
腕の重みが感じないということは、肩が上がって力んでいるケースが多いですよ。
自分の身体に目を向けて、脱力すれば食いしばりもなくなっていくでしょう。