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良性発作性頭位めまい症に内関穴

2020.02.08 カテゴリー:患者様の声 良性発作性頭位めまい症 ダイエット 吐き気 

 

昨日行きつけのヘアサロンで、嬉しく、そして驚きの報告がありました。

 

 

年末に髪を切りに行った時のこと。

隣に座っていたご婦人がひどい目眩に襲われたのです。

 

おそらくシャンプーで寝た状態から歩いて席に戻ってくる間になってしまったのでしょう。

 

僕が髪を切ってもらっている人は昔からの友人の奥さんで、いつもヘアカットが終わると円皮鍼を使って腰や足の治療をしてあげてたのです。

 

その人から

「目眩を治療してあげてくれない?」

と頼まれたのですが、初対面の僕に治療されるのも相手が怖いと思うので、ご婦人が望むならということで聞いてもらったところ

「是非に」

とのこと。

 

 

聞けば以前からよく目眩を起こすのだとか。

座ってから目眩はやや落ち着くも気持ち悪さから吐き気があるとのこと。

 

目眩の原因は色々あるので本当は詳しく聞きたかったのですが、時間もなかったのと医師から「良性発作性頭位めまい症の診断を受けている」とのハッキリ言われたので現在の状況から「内関」を選択しました。

 

 

手首から指3本のところが「内関」穴。この写真を撮った時によく読んでいたマーフィー博士の本は今でも役立っています(笑)

 


 

赤い丸のところが「内関」。

ここに円皮鍼を。

内関に貼ってみました

 


 

手の厥陰心包経の絡穴である内関は心の病や胃腸の不調、そして吐き気などによく使われるのですが、偏頭痛や目眩にも効きます(針灸学 経穴篇 東洋学術出版社)。

 

良性発作性頭位めまい症は「良性」であるので命に関わるものではないですが、原因はハッキリとわかっていません。

耳の内部にある「耳石」がリンパ液で満たされている半規管に転がってしまうことが原因ではないかと言われています。

内関は水液が昇降出入する通路である「手の少陽三焦経」と通じていること、また三焦経は耳の周りを通っています。

 

両腕に円皮鍼を貼って10秒ほど指圧したところ程なく気分は良くなったということなので退散しました。

 

 

すると翌日にお礼のメッセージが転送されてきました!

 

 


 

 

さらに1ヶ月ほど経った昨日、ヘアサロンに行ったらさらなる報告が!

 

 

この方は一度目眩になると1ヶ月くらい不調が続くらしいのですが、それが今回は治療してからすっかり良くなっているとのこと!!

 

そして「すごーく良くなったの〜!」とお友達に言いまくっているのだとか(笑)

 

 

たまたま隣に座っていたご縁でこのようなことになり、すごく嬉しいです。

 

 

いやあ、僕の腕が良いのか、円皮鍼を作っているセイリンさんがすごいのか、東洋医学がすごいのか。

 

 

はい、わかってます、セイリンさんと東洋医学のおかげです、すみません(笑)

 

 

良性発作性頭位めまい症に内関穴。

 

これはあくまで一例で万人に効くとは限りませんが、今後の可能性として報告の意味もあります。

 

もっと詳しく問診・舌診・脈診をして体質を見極めてからだったらもっと良かったのですが、そういうわけにも行かなかったので。

 

でも「内関に円皮鍼を貼る」という行為は、人体に限りなく安全でなので試してみる価値はあると思います。

 

内関を指圧しても良いですしね。

 

そもそも「良性」のものですし(^○^)

 

以上、下北沢からのご報告でした。

 

このあと、マジックスパイスにスープカレーを食べに行きました(笑)

 

マジックスパイスのチキンカレー。涅槃、ライスなしでいただきました。美味しい!

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