2024.09.29
[男性 20代 O.S様(作業療法士)]
◆どんな症状で来院されましたか?きっかけなどを教えてください。
大学時代より全身の疲労感があり、頚部・腰部・右肩甲骨が特に悪い状態でした。
(頚部・腰部・筋緊張高く、可動域制限あり、浮腫も著明にみられ、吐き気、めまいなどの症状もみられた。肩甲骨痺れあり)
整骨院に6年ほど通っていたが、対処療法のみで改善はみられなかった。知人紹介にて初めて針治療を実施、現在6ヶ月になる。
◆治療を受けた感想(施術されているときの感じ、終わった後の実感など)
身体的なだるさが軽減されている。また、日頃のめまいや吐き気症状の軽減もみられ、精神的な面で安定してきている。今後整骨院では治らなかった症状が改善できるのではと期待している。
施術中は説明及び状態を良く確認して頂けるため安心して治療を受けられる。実施後は身体的な疲労が取れるため、次の日の仕事が普段より楽に行える。
[院長から]
来院当初からかなりの疲れがみられ、さらに精神面での不安感が酷く下痢のような症状が続いていました。
肝火が脾に及んだことと、寝ても食べてもダルさが取れないことから極度の「気虚証」さらに「心脾両虚」と弁証、局所の痛みを取りながらゆっくり体力の回復を図り、安定しない精神状態を落ち着かせる配穴にしました。
「印堂」「四神総」「内関」「壇中」などを日によって使い分け、基本「多気多血」の陽明経と背部兪穴にアプローチ。
目の輝きが戻ってくる様は治療家冥利に付きます。