2024.12.28
毎年この時期に台東区の健康診断を受けているのですが、今回は風疹の検査も一緒に受けてきました。
問診表には
「いままで風疹にかかったことがありますか?」
とあるんですけど、風疹や麻疹(はしか)にかかるのは子供の頃が多いので全く覚えていません。
もし子供の頃にかかっていれば風疹に対する抗体が出来ているはずなんですけどね。
結果は風疹の抗体はゼロ!
風疹にかかってなくて、かつ、予防接種も受けていないのですね、僕は。
妊娠初期(20週以前)に風疹にかかると、胎児に感染して難聴・白内障・先天性心疾患を特徴とする「先天性風疹症候群」を持って赤ちゃんが生まれてくる可能性が高くなります。
最近すごく問題になっていて国が風疹予防を呼びかけているのですが、風疹は感染力がすごく強いので、これから妊娠を考えている人・妊婦さんだけでなく、その周りの人も気をつけなければなりません。
感染すると2〜3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出るので、症状が出る前に人に感染させてしまう可能性もあります。
ということでMRワクチンという風疹と麻疹のためのワクチンを打ってきました。
僕は鍼灸師で不妊にお悩みの患者さんもおりますし、このタイミングで出来てよかったです。
平成24年、25年に20代以上の人に流行したのでまた風疹が大きく問題視されるようになってきたのです。
昭和54年4月1日以前に生まれた「男性」は風疹ワクチン接種の回数は(国の制度的に)0回なんですよ。
チェック!!
ちなみに「MRワクチン」「先天性風疹症候群(難聴・白内障・先天性心疾患)」というワードは鍼灸学校時代に死ぬほど出てきて勉強させられました!
「MRワクチン」というワードがあまりに身近にあったので自分も受けたものだと勘違いしていましたが、これから生まれてくる赤ちゃんのためにも、ぜひ検査をしてみてくださいね。