2024.03.25
今回は小顔施術(むくみ)、顎関節症でアゴが痛い、腰痛ということでご来院の30代男性の患者様です。
小顔と顎関節症の治療は似たところがあって、顎関節周りの咬筋を中心に刺鍼、マッサージを施していきます。
この方は顔の筋肉の拘縮がかなりひどく、顎関節周りだけでなく頬骨周りや側頭筋のあたりまでガチガチに固まっている印象。
実際チェックのために押してみると相当の痛みを伴いました。
顔全体の筋肉の硬さは顎関節症を引き起こす要因と成り得ます。
加えて椎間板ヘルニアと診断された腰痛があり、良化悪化を繰り返しているとのこと。
また全身の身体の硬さが気になりました。
まずは表情筋の拘縮をチェック。
コリの箇所、痛みの箇所を確認していきます。
頭部から顔、首までのコリを確認し刺鍼。
同時に「てい鍼」という刺さない鍼で顔のツボを押していきます。
それほど力を入れていないのに「鍼より痛い」とのご感想。
相当のコリを想像出来ます。
鍼を抜いた後、頭部全般へ直接マッサージ。
かなりのコリを確認。
相当痛がっていました。
申し訳ないです。
が、コリがひどいので致し方ない部分もあります。
そして仕上げのマッサージをして終了。
我慢していただいた結果はこちらです。
むくんでいた頬、アゴがスッキリしているのがわかると思います。
「(顎関節症の)痛み全く無い!」
とのご感想をいただきました。
顔の施術の後に腰痛の治療です。
うつ伏せになっていただき、痛みの箇所を確認、優しい力で背骨に15分ほどアプローチしていきます。
その後1本だけ腰に鍼を打ち、鍼の先にお灸を乗せる「灸頭針」の治療。
最後に横になってもらい「仙腸関節」という骨盤の関節にアプローチをし終了。
「めっちゃ軽くなってる!」
とのご感想。
姿勢の指導をせずにアフターの撮影をしたのですが、何も言わずとも背筋が伸びていました。
ビフォーの写真ではちょっとだけアゴが出てしまっているのがアフターでは自然な立ち姿になっています。
違う症状でも同時に治療出来る可能性があるのが、鍼灸治療の良い所です。
日々のメンテナンスの大切さをお伝えし治療は全て終了です。
状態をキープするために3,4回通っていただくことを推奨しておりますが、ご自身のメンテナンスで腰痛はかなり軽減出来るでしょう。
顎関節症も同じく、頬骨周りのご自身での指圧でこの状態をキープ可能です。
当然、腰もアゴも姿勢は重要ですよ!
ぜひ、続けてくださいませ!
※施術の翌日に
「1日経った今日の方が顔がシャープになったよ笑
おかんも凄いねって言うてたわ!」
というご連絡ありました!
嬉しすぎるご連絡です(笑)