2024.03.25
先ほど「寝違えたのか右回しに比べると半分ほどしか痛くて左に回らない」という患者さまの治療をしました。
全身のケアのときに寝違えの治療として整体と鍼を行ったのですが、帰り間際にまだちょっと違和感があるとのことでしたので、とあるツボに鍼をしました。
落沈(らくちん)
手の甲にある、寝違えの特効ツボとして有名です。
人差し指と中指の握り拳の出っ張りのちょっとだけ手首側のくぼみにあります。
首が痛いのに手の甲?と思うでしょう。
落沈は「奇穴」といって経絡の流れとは別の特別な効果を持つツボなんです。
信じられないかもしれませんが、このツボを使用すると首は回るようになります。
実際にさきほど、このツボを使用し半分しか回らなかった首が右と同じくらいまで回るようになりました。
患者さまも驚きの即効性(笑)
僕の治療では鍼を刺したあと、特殊な刺激の仕方を取り入れていますが、もしご自宅で寝違えてしまったときこのツボを強く押して首を回してみてください。
これでもある程度の効果を見込めます。
お灸をしても良いですよ!
こういう遠隔で治療が出来るのも、鍼灸の強みですね。
是非お試しください!