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冬は黒い食べ物で「腎」を補う

2020.01.02 カテゴリー:食養生 

 

お正月ですね。

 

おせち料理、食べてますか?

 

僕は実家で食べてきました。

 

たまには東洋医学的なお話をしようと思うのですが、どうしても専門的な話になりがちなので、ライトに食べ物の話でも。

 

東洋医学には「陰陽五行論」というものがありまして、なんでも「陰陽」の2つと、「五行」の5つに分けてあらゆる事象を説明するというもので占い的なものでも使ったりします。

 

基本は「木・火・土・金・水」の五行。

並び順が重要です。

これを五臓六腑の「五臓」に当てはめると

 

五臓肝・心・脾・肺・腎

 

色も5種類に分けられてまして

 

五色青・赤・黄・白・黒

 

 

季節も分かれてて

 

五季:春・夏・長夏・秋・冬

 

となります。

 

並べてみると、

木・火・土・金・水
肝・心・脾・肺・腎
青・赤・黄・白・黒
春・夏・長夏・秋・冬

 

西洋医学の「腎臓」と東洋医学の「腎」は全てではないですが同じような機能を司っているのですけど、五行の分類だと

 

腎・冬・黒・水

 

というキーワードですね。

 

つまり冬に弱りがち黒い食べ物が良いかもよ、って感じになります。

 

腎臓は血液から老廃物を排除してオシッコを作ることで有名ですが、他にも血圧を調整してくれたり(レニン)、血液を作ってくれたり(エリスロポエチン)するホルモンを出してます。

 

これって「水」というキーワードに繋がりますね、冬は寒くてオシッコ近くなるし。

 

 

冬は寒いし、身体を温める黒い食べ物を食べておきたい!

 

あ、おせちにも入ってますよ、

 

黒豆 しいたけ 昆布など!

黒ごま、黒米、きくらげ、蕎麦なんかもいいですね。

黒はポリフェノールを含む事が多いですけど、ココアなんかも最高に良いじゃないですか〜!

 

そして肝・心・脾・肺・腎の並びが重要で腎を助けてくれるのは「肺」なんですけど、肺の色は白。

白い食べ物は腎を補助してくれます。

あ、レンコン、里芋、くわい、大根とかいいですね〜!

 

こんなかんじで季節によって食べるべきものが分かったりするんですよ。

 

これがけっこうな確率で旬なものになってます。

 

まあ、今回は冬は黒い食べ物って覚えておいていただければと思います。

僕なんかは脈や舌からしても腎が弱いですから、普段から黒いものは多めに食べてますけど、冬は特に腎に負担がかかってます。

是非「腎」を補ってあげてくださいませ。

「腎」が弱るとお小水関係はもちろん、腰や膝にそのツケがきますよ、気をつけて〜!!

 

 

黒豆食べました!

ねずみ年なので玄関に。

黒いスープに白い麺、ラーメンは腎に良いです、というのは嘘です、食べたかっただけ(笑)

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