2024.03.25
「ドラムでもなんでも動くなら脱力だ!」と騒ぎ出してから、1年が経ちました。
でもなかなか思うように動きませんね。
とくに「左手」。
ルーディメンツやキラーストーンをやると顕著に出てきますね、左手の不器用さが。
キラーストーンはお借りしたこの動画で。
本当はもうちょっと長いメソッドでアクセントの位置などを変えていくのですが、なんたるかを知るには短くてわかりやすいです。
僕もはじめはテンポ80でも左手がぎこちなかったのですがストーンキラーを練習し始めて1ヶ月、やっと110まで出来るようになりました。
このまま130まで達したら一区切りです。
あと1ヶ月くらいでなんとかしたい!
ここにきて突如スピードアップしても叩けてるので、あと1ヶ月で130まで行けそうな気がします。
脱力のコツがわかってきたというか。
そう、ルーディメンツ、ストーンキラー、どちらも脱力を学ぶためのメソッドと解釈して僕は練習してます。
今までは「大きな音を出したい!」という思いからスティックを握り込んでましたからね。
バスドラムも力いっぱい踏み込んで。
なのでSDIやCRAZY DOCTORを演奏したら1曲で腕も足もパンパンでした。
さて、ストーンキラーのテンポを速くしていくと、脱力できていない僕の左腕は「腕撓骨筋」という筋肉が盛り上がって来るのが見た目にもわかります。
右手の腕撓骨筋は同じスピードでやっても全く負荷がかかっていません。
当然右手の方が楽に速く動きます。
腕撓骨筋はビールジョッキを持ち上げる様な動作、ドアノブを左右に回すような動きのときに働きます。
スティックを振り上げると手首はもちろん肘も曲がりますけど、この時に手首は手のひらが上を向くような動きがちょっと入っているんですよ。
手首が外側に回転する感じ。
逆に肘から振り下ろすと手の甲が上に向くように、逆の動きになる。
これが人間の構造からいって自然の動きなんですね。
写真のように手首を高速で回転させてみてください。
利き手の方が楽に回転出来ませんか?
僕の左手の回転は、どこかぎこちなくモッサリした感じです。
このことがわかって回転を意識する練習を続けたら動きが滑らかになり、より音楽を楽しめるようになりました。
つまり左手は右手よりも力んでいて脱力出来ていなかったんです。
とにかく脱力を意識することは、ドラムのみならずどんな動きでも上達するために必須。
スポーツはもちろん、書道や華道、茶道など、一流の方はみんな滑らかな動きです。
脱力した自然な動きは美しい。
ドラムを習ってる方は今さら感満載かもしれませんが(笑)、僕にとっては新鮮で感動的な発見だったのです。
カラダを脱力。
すると頭も脱力。
結果、健康につながると。
脱力すると肩こり、治りますよ♪
脱力を学ぶための治療もありますよ。
肩を緩めると姿勢も良くなります。
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