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鍼灸院ブログ
2016.11.06 カテゴリー:漢方薬
ここのところ夜、寒いですね。
いつも深呼吸や柔軟体操、筋トレをしている僕はつい最近までパンツ1枚で家の中をウロつき、寝る時は半パンにTシャツというスタイルでした。
ちょっと動くと筋肉が熱を発するのであまり寒くなかったのです。
しかし、夏からいきなり冬になったようなこの気候で、しかも明らかに寒そうな格好をしている僕に「寒邪(かんじゃ)」が入ってきたようです。
朝一で腹筋を鍛える「アブローラー」をやったら一回目で
首が寝違えました(汗)
もう首を左に曲げる事が出来ません。
独自開発した寝違え用のストレッチと、自らの鍼でなんとか治療(仕事)に耐えうるまで復活しましたが、1日たった今もちょっと痛いです。
これは明らかに寒邪が身体に入ってしまった状態です。
「寒の収引性」によって筋肉が固まっていた状態がまだ表に出ていなかったのに、アブローラーで力を入れたら一気に出てしまったのです。
やはり寒い時期に薄着をするものではありません(反省)。
おまけに午後の治療を早めに終えたら急に眠気に襲われ、食欲はあるのに軽い吐き気を感じ、若干寒気がしてきました。
肩も凝っているように感じます。
夜、遊びに行こうと思ったのですが取りやめにし、ゆっくり休むことにしました(行けなくてすんませんでした、目黒近辺の方)。
明らかに風邪の初期症状、これはヤツの出番です。
葛根湯!
背中に大量のお灸をした後、食事はほどほどにし、寝る1時間前に飲んでおきました。
すると、本日は起きたら絶好調!
寒気や肩こりから解放されました!!
鍼灸も風邪症状に効きますけど、漢方薬もよろしくです。
一応ワタクシ登録販売者の資格も持っておりますので、風邪の初期症状の方に葛根湯をオススメいたします。
やや詳しく過去記事に掲載してありますので「自分もこんな感じだ!」という方は飲んでみてくださいませ!
〜〜〜葛根湯の記事〜〜〜
「葛根湯」は風邪の時に飲む漢方では最も有名だと思われますが、飲む人の状態、つまり「証」があってないと効きません。
でも条件が合えば素晴らしく効きます!
ではどんな状態の人が効くのでしょう?
葛根湯は重症レベルの風邪には効きません。
寒気があり汗はかいておらず、首筋から肩・背中あたりまで筋肉痛のある初期の風邪には良く効きます。
頭痛や発熱を伴う場合もあります。
このような状態で何もせず寝てしまって翌朝風邪の症状がひどくなっていた、という経験をお持ちの方は多いのでは?
また比較的体力のある若者から中年までの年齢層の方に向いています。
戦える身体を持っている人向きということですね。
あ、「葛根湯」というくらいですから「お湯」で飲んでくださいね〜♪
鍼灸治療はこのような「葛根湯の証」にも良く効きますよ!
年内の疲れは年内のうちに!!