2025.01.21
2024.12.28
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鍼灸院ブログ
今回のブログはホントにマニアックです、閲覧注意(笑)
脱力を心がけるようになって、ドラムセットを叩く練習よりもパットに向かって練習する時間の方が多くなりました。
昔も良くパットに向かって練習しましたが、悪い意味でのロックっぽい練習で(汗)、パットをぶっ叩いてました。
繊細さのかけらもありませんでしたね。
とにかく強く叩くことがロックだと思っていたので、強く叩いてコントロールすることばかり考えていたのです。
しかし、それは間違った考えだと今は思ってます。
派手なアクションがどうしても目に行ってしまうロックドラム、本当に実力のある人は小さな音で叩いても、ゆっくりなテンポで叩いても、グルーヴ感を失うことはありません。
それが出来てこその、ド派手なアクションだし、思いっきり叩いているような感じに魅せることが出来るのですよ。
ということで今僕の練習でのスティックの握り方はこうです。
ふんわり持って、力まないようにする。
この握りでテンポ80、100、120くらいで、16分打ち、3連、パラディドル、2つ打ちなどを力まずやる。
音量は、スティックの重さで高い位置から落とすだけくらいの音が最大の音で、小さい音は夜中に叩いても迷惑にならないくらいで練習。
とくにゆっくりなテンポの2つ打ちなど、出来て当たり前かと思いきや、めちゃくちゃ難しい。
音は揃わないでぎこちないリズム。
パラディドルをやると16分にならず「どっこいどっこい〜」みたいな感じになり動きがバラバラ。
そんなことをやっているうちにリバウンドのコントロールが一番大切なんだな、と気づきました。
「親指と人差し指で挟む力」
「中指、薬指、小指でスティックの振り幅を制御する力」
これによってリズムが狂わずに色々なことを表現出来るんだ〜!
と今更ながらに思いながら練習してます。
基本、力んでないので、親指と人差し指の力もほとんど入れてません。
ものすごく繊細な動きです、僕にとっては。
いままでは音量なんて0か100か、あっても50くらいしかなかったのですからね。
これを練習していたら「なんとなく」だったゴーストノートもコントロール出来るようになってきました。
あと「脱力」ということについて、出来ていないにしろ、分かってきました。
テンポ100でトリプルパラディドルをアクセントなしでやってみてください。
2つ打ちで左右が入れ替わるとき、力んでリズム狂ったりしませんか?
あんまり上手く出来てないな、とは今までも思ってましたけど、しっかりと出来ないことに向き合って練習するのは初めてかもしれません。
「小さな音量、ゆっくりなテンポのスティックコントロール」
これは力まないことがホント大切です。
ふんわりした握り方でのスティックコントロールは、鍼を刺す練習と実によく似ているのですよ。
鍼は誰でも刺せますけど、なるべく痛くないように刺すには鍛錬が必要です。
細い鍼を使っていますので、先が肌に刺さってもビヨンビヨンして狙いが定まらないのですが、これを押し込むには鍼がたわまない角度でまっすぐに均等な力で押し込む必要があります。
押し込む手だけでなく、押さえているもう一方の手の抑え方も、強すぎず弱すぎず、鍼が押し込まれるための隙間のないトンネルを作らなければなりません。
「鍼を刺す」という行為には、手の中で見た目ではわからない攻防が繰り広げられているのです。
それとスティックコントロールは実によく似ている!
いやあ〜、今ね、僕はやっとドラマーとしてスタートラインに立ったような気分なんですよ。
ドラム歴30年ですけど、なにか?
まだまだですけど、まだまだ上手くなれる自信だけは、最近あるんですよ(笑)
やばい、5行で終わらそうと思ったら、こんなに長くなってしまった、このブログww
楽しいぜ〜(^o^)