2024.11.30
#院長のたわごと #日々の養生
2024.11.22
平日 9時-20時 /土日 8時〜18時 / 水曜休
鍼灸院ブログ
人間には「経絡」が通っており、気と血が流れているのですけど、今回は「血」について。
中医学でいう「血」(けつ)は、あたりまえの話なのですが、元々は飲食物です。
飲食物を「胃」で受け止め、消化吸収を「脾」で行い、血液になっていくのです。
中医学的にはかなりはしょった説明ですが、飲食物が血の大元であることは間違いありません。
血 = 営気 + 津液
なんですけど、細かいことは置いといて(笑)
血は全身の栄養分です。
血の作用を顕著に見ることが出来るのは、眼の機能と手足の運動能力です。
ちゃんと見えてますか?
ちゃんと手足、動けてますか?
さらに、「血」は精神意識活動の基礎物質なので、不足すると精神が不安定になりオドオドしたり、不眠や多夢になったり、ダークな気分になってしまいますよ!
栄養のある食べ物を適正に適量いただいても、自分の身体がきちんと消化吸収出来なくては「血」になりません。
そんなときにはこのツボです。
太白
足の親指の内側面、盛り上がりが終わったところです。
太白は足の太陰脾経の原穴。
なので胃腸や便、生理の不調や、目眩、冷え、疲れなどにも効きます。
お灸しやすい場所ですし、元気の大元になる場所でもあるので、僕もよく治療に使いますね。
ぜひお試しください♪