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鍼灸院ブログ

ネガティブな仮定の話をしない!

2020.09.04 カテゴリー:院長のたわごと マインドメイク 

 

世の中「正解は確実にこれ」というものは少ないです。

 

今までも「医学的な裏付け」が覆されたケースはいくらでもあります。

 

可能性は高くても、100%じゃないことが多いのです。

 

バレーボール日本代表だった益子直美さんと大山加奈さんの対談の記事をみました。

バレーボール大山加奈が苦しむ”後遺症”の過酷

 

この記事自体はバレーボールの指導のあり方などについて書いてあるんですけど、僕が気になったのは冒頭の部分。

 

――大山さんは26歳で現役を退かれました。非常に早い引退の背景には、重いスポーツ障害があったと聞いています。

大山加奈(以下、大山):脊柱管狭窄症ですね。通常はご高齢の患者さんがほとんどなのに、20歳そこそこで発症してしまって。(医師からは)小学校の頃からのオーバーユースで、体が出来上がる前からスパイク動作を繰り返してきた影響だと言われました。

益子直美(以下、益子):今でも痛いんだよね?

大山:そうですね。しびれを感じることはあるし、歳を重ねていくにつれ不安ですね。

 

 

 

脊柱管狭窄症になった原因は「バレーのせいだ」と医師に言われたところ。

 

オーバーユースの可能性が高くても、100%バレーが原因で確定!ってわけじゃないんですよ。

バレーやってなくても、若くして脊柱管狭窄症になる人はいます。

 

わざわざ「バレーのせいだ」と(いうような意味合いのことを)言わなくても良いと思うんですよ。

 

現在の身体の状態を伝えるだけで十分。

 

このままバレーを続けたらさらに症状がひどくなる可能性があることは伝えても、(脊柱管狭窄症に)なったのはバレーのせい、と言わなくても良い。

 

バレーをやらなかったら脊柱管狭窄症にならない、と言う保証はどこにもありません。

 

僕は「やるべくしてやったバレー、身体がお休みする時期を教えてくれた」と伝えたい。

 

 

 

痛みを持っている人は「あの時のアレが原因かも・・・」と悩みすぎてしまう傾向にあります。

 

それは原因だったかもしれないが、原因じゃないかもしれない。

 

ネガティブな思考のループになってしまうんですよ。

 

起きてしまったことはポジティブに考える。

これ大事。

 

ちょっとした思考の脱力でずーっと楽しい人生になる可能性もあるのです。

 

 

 

ちなみにこの記事と、もう一つの記事、人生においてバレーが好きになれるのかという大きな問題が書かれていた非常に興味深かったです。

脅されてスポーツやっても何も面白くないもんね。

お時間あったら読んでみてくださいませ!

 

益子直美が語る「バレーボール界の暴力」の現実

 

“ネガティブな仮定の話をしない!” への2件のフィードバック

  1. 有井 崇 より:

    とても同感です。
    自分も今まで二度とても腰痛で辛い時期がありました。一度目は特に異常なし。二度目はブロック注射。と、モヤモヤする結論で終わりました。
    とはいえ、痛いので対処療法はもちろんなんですが、書かれているようなコメントをもらえたらどれだけ気持ちが軽くなるかと思いました。身体も心も本当にどちらも大切だと感じます。

    とても素敵なお話ですね。ありがとうございます。

    • 管理人 より:

      有井さん、コメントありがとうございます。
      とても辛い思いをされたようですね。
      この考えは腰痛だけでなく、どんな場面でも応用できる考え方だと思ってます。
      僕自身、この考え方で救われたことが何度もあります。
      ポジティブがやはり良いですね(^○^)

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