2025.03.23
僕もちょっとだけ花粉症なんです。
花粉の飛散量が多いと、くしゃみが出ます。
上顎の鼻へ繋がっているところあたりがむず痒くなったり、ちょっと涙がでてきたりして、そのあとくしゃみが出るのです。
暖かく、晴れている日は特に飛びやすいので、ちょいと苦労しますが、そんな時押しているツボがあります。
それは、
合谷!
ここです。

人差し指側の骨の際です。
押すと「ぐわ〜ん」と痛いような響きがあります。
合谷は「手の陽明大腸経」のひとつです。
「手の陽明大腸経」の経脈の流れは、人差し指の先の「商陽穴」に始まり、鼻の横の「迎香穴」出終わるのです。
遠隔操作型スタンドで・・
また、合谷は「手の陽明大腸経」の「原穴」であり、面口・面目(顔面部)の病に効くとされています。(四総穴の1穴)。
※原穴・・・気がめぐり、とどまり、出入りする場所
さらに合谷は「気の関」と呼ばれ、気の流れをコントロールする所でもあります(四関穴のひとつ)。
まだあるのです。
「手の陽明大腸経」は「手の太陰肺経」と夫婦のような関係にあり、中医学での「肺」は鼻や喉の通りを良くすることと関係があります。
花粉症には、手軽に押せる名穴「合谷」をお試しください。
花粉症の急性症状が著しいとき、僕も必ず使います。
お試しあれ!
問診、脈診、舌診などで身体の状態の診た上で、最適な経穴(ツボ)を使いますが、鼻の横にある「迎香穴」や頭にある「上星穴(のラインのツボ)」など、ほぼ毎回使用するツボもあります。
これを機に、鍼灸の力をお試しください。