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26歳の樋口宗孝氏のインタビューが衝撃すぎる!その2(最終回)

2021.12.21 カテゴリー:(番外)音楽のこと 樋口宗孝を語る 院長のたわごと 

 

2021年12月24日にLOUDNESS(ラウドネス)のアルバム「ON THE PROWL」30周年記念盤、

ON THE PROWL 30th ANNIVERSARY LIMITED EDITION

が発売されます!

「26歳の樋口宗孝氏のインタビューが衝撃すぎる!その2」の記事は2018年7月27日にアップされたものですが、アルバム発売にあたりひぐっつぁんの考え方が上手く書かれているので(自分で言うなw)再アップします。

2021.12.24 発売¥8,800(税込)/WPZL-31926/9

 

購入はこちらから

 

このアルバムにはレコーディング前のプリプロ(仮録音)のものと思われる、ひぐっつぁんの生々しい演奏が記録されております!

このアルバムのドラムを語った記事はこちらから↓

樋口宗孝のドラムを聞いて欲しい!(師匠を語るその1)

樋口宗孝のグルーヴ(師匠を語るその2)


 

 

26歳の樋口宗孝氏のインタビューが衝撃すぎる!その2です。

 

 

26歳にしてすでに50を越すベテランのような発言に圧倒されます。

 

 

4.実はめちゃめちゃ身体の動きを分析している

 

フォームで注意している点は?という問に対しての回答です。

 

まず、手首の柔らかさ。

あと手首だけでどこまでスティックが上がるかっていうことと、

指だけでスティックを握る力、

手首の横回転

腕の振りと

それらをプラスしたものがちょうどいい具合になるように気をつけている。

 

とのことです。

 

スティックの動きが「腕の振り」という初動から連動していることをおっしゃっているようですが、

 

手首の横回転

 

というワードって1984年からあったんでしょうか?

 

教則本は見ないとおっしゃってますからねえ、叩いているうちに横回転が入っているということが分かったんでしょうね。

 

理にかなった動き、というものをこの頃から意識していたことが伺えます。

 

パワフルに見えて、実に繊細!

 

僕が手首の横回転が大事と気づいたのは1年くらい前です(笑)

 

 

また「スティックを握り込まないこと」とこの時点でおっしゃってますね。

 

握り方は親指と人差し指の2本の力を強くして残りの3本は添えている程度、とのことです。

 

今、ものすごく脱力を意識している僕でありますが、この表現にはちょっと違和感がありました。

 

2本の指は力強く?

 

程度によるでしょうけど、力強くというワードは・・・

 

 

と思ったらこんな発言をしてます。

 

 

スネアを叩くときは反対で、残りの3本指で握る

 

 

やっぱり脱力しとるやんけ〜!w

 

てか、スネアは親指と人差し指をあまり使っていないことを伺わすので、そっちも驚きですね。

 

 

2年前に脱力に目覚めた僕も、自然とこのような叩き方になってきています。

手首の横回転、握り込まない、スネアは中・薬・小指がメインで叩くということが。

理にかなった動きが大切!

あと、スティックの重みを使うという発言もちゃんとしていました(この号のドラムマガジンに載っている)。

 

ちなみにひぐっつぁんのビートとしてのスネアの叩き方についてはこの頃から考え方が進化していますが、それはまた後日。

 

 

 

5.人とやっていることが逆

 

同じようにやらないとは言っていましたが、この発言にビビりまくりです。

 

スネアはいつも締まった良い音がしてますよね、という問に対してこの回答。

 

 

レコーディングのときはライブよりも思いっきり叩くようにしている

 

 

 

まじで目を疑いました。

 

 

普通レコーディングのほうが丁寧に叩くでしょ!?

 

 

あ、普通じゃダメなんだったw

 

 

まじで常識外の行動をしてくれます(笑)

 

 

 

6.ロックドラマーならではのアドバイスがスゴイ

力いっぱい叩いているように見えて脱力している、ということを僕は最近気づきましたが、アマチュアドラマーへのアドバイスが的確過ぎて震えます。

セットを叩いた時に足が弱くて手が強いとかバランスが悪いとダメ、ということに言及しているのと同時に、こんなことを言っています。

 

シンバルをガーンと叩いてしまうのが一番ダメ!

 

 

シンバル、ハイハットはなるべく軽く叩いて力を入れないようにする、とのこと!!

 

あんなに思いっきり叩いているように見えるのに、実は軽く叩いていると、26歳のひぐっつぁんはおっしゃっております!

 

 

実はこの号のドラムマガジンにはひぐっつぁんの奏法をほんとに細かく本人解説で掲載してあって、何度も「脱力」というワードが出てきます。

 

さらに、

 

「重力を使う」「踏み込んだ足を抜くタイミング」「足が疲れない奏法」「リズムのときはバスドラを強く踏みすぎない」「速くっていうのは力を抜くっていう意味」

 

という引き算の法則とも言うべき発言も多数!

 

晩年は理にかなった動きを特に重要視していたことが伺えますね。

 

やはり僕の考えは間違っていなかった、30年かかったけどw

 

てかローディしている時に教えてよ(笑)

 

 

 

7.ドラマーを見ているところがまるで違う!

長くなっちゃうけど、最後の部分は全部掲載してみよう。

 

〜〜〜

僕は、アマチュアの時に間違ったことをやるのがすごく良いことやと思うんですね。例えばさっきの何でも思いっきり叩くとかね。

何もわからないけど、そうやるっていることは自分に別な力が着くと思うんですね、握力がついたり。

スポーツ的に考えて、若いときは思いっきりやると良いんじゃないかな。

あと、ドラムスクールに習いに行ってる子と行ってない子ってすぐ分かるんですね。

というのも習っている子は、フレーズとか上手く叩けるんだけど個性がないんですね。

でも自分でやってる上手い子というのは、すごく個性があって、リズムを刻んだだけでも「ああ、いいもん持ってるな」って思わせますね。

アマチュアの頃のそういうわからない部分っているのは、あとで良い部分につながることが多いから、がむしゃらにやったほうが良いと思いますね。

〜〜〜

 

どうです?

 

僕は涙出てきましたよ。

 

こういう目で見てくれると僕が持っていた、そして恐らくロックドラマーが持っているだろうジャズドラマーやフュージョン系のドラマーに対する「引け目」が馬鹿みたいに思えてきます。

少なくとも僕は「引け目」を持っていました、テクニカルなドラマーに。

でも「軽く叩いてるんだから出来て当たり前」みたいな超理不尽な考えで自分を納得させていましたね(笑)

 

1984年、26歳でこれだけ完成されていて、さらにここから大きく進化していくんですから本当に恐れ入ります。

 

 

僕も昔すごく力んで叩いてましたよ。

 

リズムはめちゃめちゃでしたし、難しいオカズも出来ないし、流麗さは微塵もなかったです。

 

でも、自分でも「出来てない」って思っていたのに、褒めてくれた時があるんです。

 

ラウドネスの曲「MILKY WAY」のAメロのようなリズム

 

ドンタン、ドドッタン

 

というようなスネアが裏に入ってくるパターンをやった時、

 

「そんだけ2発目(ウラ)のスネアをしっかり叩けるのは大したもんだ」

 

と言われたことがあります。

 

グルーヴなんてメタメタだったと思いますよ。

 

必死で叩いてて、まさに勢いだけ。

 

でも、そういうところを見てくれてたんだとこれを読んで思いました。

 

これから飛躍出来る可能性はあったのに、出来なかったのはいつまでも脱力出来なかったからだと確信しています(笑)

 

 

あとですね、ひぐっつぁんが若くして大成したのは、ドラムの練習量だけではないんですよ。

 

 

頭の柔軟性

 

 

が素晴らしいんです。

 

 

あと、嫌なことがあってもあまり引きずらない。

 

 

めっちゃ誰かに怒っても、次会うときはケロッとしてたりする。

 

 

そんな相手にアドバイスを求めたりもする。

 

 

そんな柔軟性。

 

 

実は「相手を打ち負かす」ということよりも「自分を貫き通す」ということのほうが全然比重が高かったりもするんです。

 

 

理にかなった動き、柔軟性、脱力、この辺が僕の人生をこれから変えてくれそうです。

 

 

にしても、26歳のひぐっつぁんに一言いいたい。

 

 

「若いときは」とか言ってますけど、

 

 

 

あんたもじゅうぶん若いわ!!

 

 

26歳♪

 

 

 

ありがとうございました!


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