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鍼灸院ブログ
2019.02.16 カテゴリー:「脱力」して健康に 自分のカラダを知っておく マインドメイク 院長のたわごと 院長からお知らせ
ドラムの練習をしていると、イスの位置や高さが決まらなかったりします。
ドラムセット全体に対してイスをどのくらい離すのか、またそれは右寄りなのか左寄りなのか。
イスの高さはどうするのか、またどのくらいの深さで腰掛けるのか。
いつも考えていましたが(35年位w)、やっとしっくりくる座り方が出来つつあります。
手足をどのように動かしても、お尻がイスにピッタリとくっついていて左右前後に重心が振られず、シンバルやタムタムを叩くときに重心が上に上がって来ないようにさせるような座り方と、イスの位置・高さ。
脱力することはもちろんなのですが、目線を含めた頭の位置が重要です。
基本猫背なフォームなのでうつむき加減で叩いていると重心が前に行きがちで、バランスを取るために重心が後ろに寄ったりもしてましたが、ちゃんと前を向いて頭を真っ直ぐにすると「ストン」と座った位置での身体に1本線が通った感覚になります。
これを感じると、お尻だけに体重がかかっていることを確認でき力を入れなくてもバスドラやシンバルが叩けるようになりました。
力が入ってないので重心もブレないというわけです。
これは僕の中で革命的な出来事で、「これだ!!」って感じです(笑)
バランスボールに乗るとわかりやすいのですよ。
バランスボールに座って素振りをしても、ボンボンと跳ねずにスティックを振れるのか?
もっと簡単なものだとバランスボールに座って両手を上げたとき、バランスボールが潰れ具合に変化はないか、ということ。
座って潰れているバランスボールが手を上げたら元に戻ろうとして跳ねる感じになってしまったら、それは重心が上に上がったということです。
どっしりと座れてないということ。
重心にブレがあり、左右上下に変化してしまっているのです。
脱力して、自分の体重を腰に感じ、頭の重みでバランスを取る感じでしょうか?
言葉にすると「腰で座る」がしっくり来ますね。
すると力が抜けると同時に手足にはパワーが伝わりやすくなります。
自分の身体と向き合っていると、自分の身体の操縦の仕方が分かってくるのです。
ゆえに健康になれると。
自分の身体に負担がかからないですからね。
自分の身体との対話。
重要です。
前回好評をいただきました「脱力講座」。
僕もいまだ研究中ですし、お灸講座や筋トレ講座のようにお金も取ってませんので「脱力ラボ」として、僕が教えるというよりはみんなで研究していければと思います。
ただ脱力しただけではダメですし、脱力の意味の捉え方は人それぞれなので、「同じ感覚の脱力」を共有していければと。
次回は2019年4月13日(土)、場所は秋葉原スタジオリボレにて16時からの開催です!