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鍼灸院ブログ
2019.12.05 カテゴリー:(番外)音楽のこと マインドメイク 院長のたわごと 「脱力」して健康に 自分のカラダを知っておく
ドラムでもスポーツでもなんでもそうなんですけど、いくら長時間練習しても練習の「質」が悪いと上達しないな、とほんと思います。
そう、どんなに長時間練習しても「脱力」してないと上手くならない。
身体の脱力、そして思考の脱力。
ものすごく華麗に叩ける人、例えば村上”ポンタ”秀一さんとかね、すごく柔らかいですよね、動きが。
なにしろドラムを21歳で始めて、すぐプロですから。
練習の方法が信じられないほど独特で、ドラムをやろうと思ってから1年半はイメージトレーニングだったそうです。
スティックは持たない。
で、いざスティック持って4日目にオーディションに受けてそれでプロになるという、ちょっと信じられないエピソードを持っています。
それまでは吹奏楽をやっていたので音楽的素養はあったにしろ、すごいですよね。
僕のドラム人生を振り返ってみると、とにかく力んでました。
出来ないリズム、出来ないオカズ、なぜ出来ないかというと力んでいるから。
ジャズやフュージョン系の速いフレーズがなぜ出来ないか、それは力んでいるから。
バスドラムが一定にならなかったり、すぐ足が疲れるのは、力んでいるから。
これにつきます。
「(こうしないと)ドラムが歌にならないのよ」
なんてサラッとポンタさんは言っているのですが、ドラムを音楽としてちゃんと向き合ってないですよね、僕は。
難しいことを出来るようになるにはどうするか?
そのためにはとにかく練習だ、スティック振らなきゃ、ドラム叩かなきゃ!!
根が真面目なので(笑)、とにかく練習、疲れても練習、そしてどんどん力む(笑)
今はドラム歴30年にしてようやく力みが抜けてきて、スネア、ハイハット、タム、フロアタム、バスドラムの音が1つ1つクリアに、聞こえるようになってきました。
「ああ、タイコがちゃんと鳴ってるな」というのを曲中に感じれるというか。
この練習の質で、量をこなせば、もっと上手くなれる・・・、ような気がします(笑)
最近では特にバスドラムを今までみたいに強く踏みすぎないことが、いかに重要かを感じてますね。
バスドラムの音量や速さ、サスティーンをコントロールするなんて今まで考えたことありませんでしたから。
それを考えられるようになったのは脱力のおかげです。
次のライブでは、自分でこんな自分を体感してみようかと。
こんなことを考えなから練習しているこのバンドを見に来てくれると、嬉しいです!
12/7(土)渋谷AUBEにてヘヴィーメタルバンドUNTRADのライブがあります!
わたくしがドラムです!
アントラッドのフェイスブックページでライブをチェック!
https://www.facebook.com/events/510399022860291/
【全バンドの紹介ページはこちらから】