2025.03.23
2024.12.28
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鍼灸院ブログ
えー、こんにちは、樋口宗孝ラウドドラミング研究家、兼脱力研究家の「くんくん」こと院長村上です。
タイトルの「S.D.I.」ですが、言わずと知れたLOUDNESSの名曲であります。
全パート見せ場たっぷりの超難曲、ドラムはどう難しいのか?
ていうかどこで力むのかを解説して行こうかと思います。
そして僕がどこで力んでいたかのカミングアウトということにもなります。
衝撃の事実を暴露!!
はい、本当は3/21か3/28に脱力ドラム教室第二弾「S.D.I.を叩いて肩こり解消」をやろうとしていたのですが、例のアレでアレになりましたのでこの記事ですm(_ _)m
さて、まずは「S.D.I.」を聞いてみてください。
SDIと言えばドラムのイントロですよね。
聞いただけじゃ何をどうやっているのかさっぱりわからない。
映像見て研究して手順が分かったとしても速そうなこのフレーズに力みがち・・・
いや、
ちょっと待ったー!!
以前の僕ですが、イントロのフレーズで力んでこける、と思うでしょ?
確かにコケますけど、その前のシンバルね。
シャー!!!
ってやつ。
ここからすでに力んでましたね。
シンバルの音をだんだんと大きくしていきますから、だんだんと力んでいきますよ〜!
もうタイコを叩く寸前のシャーでは腕パンパンですよ(本当)
そのパンパンな腕で
だるだるるだるるだだだどぅるる!
なんてフレーズをやるもんですからコケるってもんです。
しかも、このフレーズをやることに対してかなり気負ってますからね、シンバルを鳴らしながら〜
うお〜、行くぞ行くぞ行くぞ行くぞ〜!
(しゃーーーーーーーーーーーーーーー)
ヨシッ!
(キラーんと目がひかる)
フン!!!(勢い付け)
だるだるるだるるだだだどぅるる!
(コケがち)
みたいな気持ちの移り変わりです。
気負ってるわ腕がパンパンだわで成功率が50%くらいと非常に危険な状態です、はい。
仮に成功したとしても0:17からの白玉部分は当然力み、0:29からリズムが入る頃にはもうテンポ感なんてどっかに行ってしまって出たとこ勝負、かなりの確率で超速いテンポになってしまいます。
でもすぐにAメロです。
しかし、Aメロ直前のフレーズ、
「タットロロタトタタッ」
でまた苦戦。
このフレーズ自体がまず速い。
左手スネアからすぐにタム3発、すぐにスネアからの「トタタ」でAメロ頭のシンバルを叩くという連続技に、速いという思い込みがフレーズの始まりを前のめりにさせます。
さらに、力んでいるのでタムへの移動の時にスティックが引っかかって落としがちなポイントでもありますね。
フレーズが成功してもスネアからシンバルへの移動でさらに力み、この時点でもうヘトヘトです。
Aメロの途中からは腕がパンパンなのに加えてバスドラムを踏んでいる足も痛くなってきます。
大きい音で鳴らそうと力む足。
小節頭の1発と次の2発目までは大きな音ですが、「ドッタドッドタ」と次のフレーズでは音は鳴らないは分離は悪いはでぐちゃっとなります。
ああ、もうBメロ前の6連フレーズですよ。
力んでいるので手と足の分離が悪くスネア、タム、バスドラをほぼ同時に叩いちゃってます(ダメね〜)
こんな状態で2番に行き、同じ過ちを繰り返し、サビ。
シンバルミュートが出てくる時点でもう必死!!
腕と肩はガチガチでシンバルを止めるための手が届かなかったりしますね。
ごちゃっとしながらギターソロに突入するのですが、手をクロスしてシンバルを叩くところ、リズムが頭打ちになるところなど、一生懸命さだけで音出してる感じです(笑)
ああ、やっと3番に・・・・
もうやめましょうか。
とにかく4分くらいの曲、最初っから最後までずーっと力んでいたのがかつてのワタクシであります。
まだちょっと力むことがありますけど、やっと力んでいたら「力んでいるな」と叩きながら分かるところまできました。
以前は力んでいないとおもってましたからね(笑)
ということでアレが落ち着いたら「SDIのイントロを叩いて肩こり解消 脱力ドラム講座」を開きたいと思います。
まあ、ご要望があればね(笑)
かなり前ですがSDIを叩いている動画を貼っておきます。
ドラムだけバージョンと、その動画に有志の方々が一緒に演奏してくれたバージョン。
このときはまだ力んでいるけど、力んでいるなりに頑張ってますし、フレーズは完コピです(見てたのでw)。
早くアレおさまるといいですね〜