2021.02.28
最近朝晩が寒くなってきたからか、本当に腰痛の患者さんが多いです。
動けなくなるほどのぎっくり腰ではなくて、動けるけどある角度で「イタッ!」っとなるものがほとんど。
そして朝起きたときにこわばって一番痛い、と口を揃えて言います。
もちろん「冷え」が一番の原因なんですが、「冷え」だけおきるとは限りません。
中医学では「腰は腎の府」といって、腎の力が弱る(虚す)と腰がだるくなったり腰痛になるとされているのですが、中医学における「腎」とは何でしょう?
中医学(東洋医学)での「腎」は、生命活動の源である「精」を貯蔵し、生殖機能を含めた身体の発育と老化の根源で、体内の水分調節をおこない、深い呼吸によって自然界からの清気を取り入れる、という機能があります。
また、五行学説によると「腎」は骨、歯、髪、耳、膀胱、外生殖器と肛門、恐という感情、唾、黒色、などに関係があるとされています。
西洋医学でみると、「腎臓」の主な役割は「血液をろ過して尿をつくる」ことです。他にも、ホルモンを分泌して血液や血圧、pHの調整をしてくれるたり、上部な骨を作るうえでも重要な役割を持っています。
2000年以上前に確立された考え方なのに、西洋医学的な考えと似ているところが多いのが興味深いですね。
「腎」が弱るとこんなことがおきます。
疲れやすい、息切れ、寝不足、冷え(特に下半身)、オシッコのキレが悪い、尿漏れ、浮腫、耳鳴り、髪に艶がなくなる、白髪が増える、性欲減退、勃起不全、早漏、空腹感はあるが食欲が無い、顔が黒ずみ痩せる、妙にビクビクしている、などなど。
「腰は腎の府」の意味は、腰の居場所は腎ということ。
つまり腎が弱るとちょっとした老化現象に近いことがおこり、同時に腰痛が起こるのです。
もちろん「冷え」に対しても弱くなりますよね。
腰痛には様々な要因があり、一概に「腎」とは言えないのですが疑ってみる価値は大有りですし、「腎」は生命活動の源ですから、補っておいて間違いないです。
上記の症状を伴った腰痛には「腎兪」というツボが良いでしょう。
おヘソの裏の背骨から横に指2本分くらいのところで、横っ腹をつかむように手を当てて親指が当たるところです。押すとイタ気持ちいい感じがします。
この時期の腰痛には、腎兪を押して身体(特に腰)を冷やさないようにしてください♪
うちの治療院でも腰痛は最も得意なもののひとつですが、必ず腎兪にアプローチしますよ!
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