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尿漏れ「排尿後滴下」〜中医学(東洋医学)の治療

2022.02.18 カテゴリー:尿漏れ 

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年齢を重ねていくと今までとは違った視点で物事を感じ取れるようになり、深く感動出来たりするものです。

より豊かな人生を送れる嬉しい変化ですが、同時に身体の衰えも感じてくるもの。

その一つに「尿漏れ」があります。

医学的には「排尿後滴下」もしくは「排尿後尿漏れ」といいます。

 

男性の場合、排尿後にきちんと振り切ったとしても歩き出したらジワッとにじみ出てきてしまう、というようなことです。

中医学(東洋医学)ではこれを五臓(肝・心・脾・肺・腎)のうちの「腎」、腎気不足により表裏関係にある「膀胱の気」が緩んでいるために起こると言われています(気が固まらない、膀胱失約)。

特に冬は寒さでわずかな尿漏れでも感じ易いのに加え、中医学的に診ても寒邪に犯され陽虚状態になりやすく、膀胱を温養できなくなるために起きやすいと言えるでしょう。

 

尿漏れの原因として「脾肺気虚」「肺腎気虚」などもありますが、年齢を重ねた方の場合「腎気虚」「腎陽虚」など「腎」の衰えによるものがほとんどです。

併せて頻尿・排尿困難・排尿痛、また腰痛や冷えの症状も出てきます。

※腰痛など「腎」に関わる過去の記事

脈は弱く細くその中でも「腎」の部位はさらに弱く、舌は淡白な色で舌の周りに歯根ができたりします。

 

このような尿漏れの治療では、身体全体の元気を取り戻すと同時に「腎」と「膀胱」の気を高めるため

「中極」「膀胱兪」「腎兪」「陰谷」「関元」「太渓」

などにアプローチしていきます。

特に「中極」は膀胱の募穴(膀胱の気が集まり、実際の臓腑と位置と近い)として非常に重要な経穴です。

「中極」の場所は、おヘソから股間の方向へ指でなぞっていくと骨(恥骨)にぶつかりますので、そこから親指の横幅ほどおヘソに戻ったあたりです。

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自宅ではここを指で10回ほど押して刺激してください。

ただし、トイレに行ってからでお願いします。

 

また「太渓」は、臓腑の原気がめぐり、とどまる部位である「原穴」ですので、ここにせんねん灸などのお灸をしても良いでしょう。足の内くるぶしの後ろで、アキレス腱との間にあります。

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尿漏れは若い男性でも1〜2割、50歳以上になると3〜4割の方が経験されているようです。

医学的検査では異常が無いことがほとんどなので、厄介な現象ですね。

「腎は二便を主る(つかさどる)」

「腎は水を主る」

とも言います。

村上鍼灸院では、まずは身体全体と心を整え「元気」を補い、かつ中医学における「腎」の機能を高めて症状を抑えていきます。

 

 

しかし、すぐに尿漏れを防ぐ方法もあります。

次回は解剖学的に男性の尿道がどのような状態なのかを確認し、なぜ尿漏れしてしまうのかを考えていきましょう。

また、尿漏れを防ぐ筋トレは男女共通のものですので、こちらもお伝えしていきます。

 

 


腎気が衰え入院した院長の話はこちらから(ガンじゃなくて本当に良かった!)

↑なぜ院長は尿漏れが止まらなくなったのか!?

 

 


 

 

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