2024.12.28
(2017.1.31の記事に若干の加筆)
僕はいま鍼灸師ですが、かつてはドラマーとしてお金をもらっていたこともあります。
今でもドラムを続けていますし、仕事とは別のライフワークといっても過言ではないでしょう。
鍼灸師を生業にしてから治療のために色んな本を読んだり、勉強会に行ったり、人の考え方を参考にしたりしましたが「これは良い!」と感じたことで共通しているのは、
みんな脱力している
ということです。
以前もドラムを叩いているときに力んじゃダメだ、とは思っていましたが、その脱力よりもさらに脱力した状態が必要だったんだな、と今感じてます。
もっと練習すれば、その先の脱力方法が見つかるかもしれません。
一番最初、脱力に気づかせてくれたのはプロ野球選手の大谷翔平投手です。
というのも、初めて大谷投手をテレビで見た時、かる〜く流して投げているようにしか見えなかったのです。
しかし球速は160km!
なに〜!!
と思いましたよ。
すごくしなやかに、力む様子はなく「スッ」と投げているんです。
昔のスポ根アニメみたいに「うおおりゃ〜!!」と投げ込んでいるわけではありません。
なのに160キロ!
僕のドラムスタイルも師匠が師匠だけに思いっきり叩くのが良い、と思っていたのですが、実はそうではなかったのに気付き、今は超弱く、さらに超遅く叩くにはどうすれば良いか?ということを考えて練習するようになりました。
すると強く叩くときや速いフレーズが安定するんですね〜。
「力む」のは何にしても良くありませんね。
力んで叩いていた僕はかつて腱鞘炎になりましたし、前回のブログにも書きましたが力が入っていると首こり肩こり腰痛、顎関節症などの原因になります。
つまりは「痛み」の原因になってしまう。
これはいけません。
一流と呼ばれるアスリートや職人などの「動き」はとてもしなやかで、無駄がないですよね。
ダンサー、料理人、芸術家、音楽家などなど、カクカクした動きをしている人はいません。
それは「考え方」や「生き方」にも影響してくるんだろうな、と思う今日この頃です。
超一流のドラマーの動きは滑らかですよ〜!
TOTOの名ドラマー「ジェフ・ポーカロ」もそうですし、手数王・菅沼孝三さんも凄く柔らかい。
一気にトップスピードまで持っていくフレーズをぶち込んでも、スッとリズムに戻っていきます。
ではここで、超超一流「脱力系」ドラマー(?笑)、バーナード・パーディ先生の動画を見て、脱力を勉強しましょう♪
ありがとうございました。
アッアッ、フッフー!
アッ〜!!
とか言っても、いいんですよ〜ww
イヒヒヒヒ〜
https://www.youtube.com/watch?v=Ly8Sq6xHyHE
でも「力み」の良さもあります。
ヘヴィー・メタルとかね!!
そうなんです、今までの話を覆すようですが(笑)、脱力の先もあると思うんです。
例えば僕の師匠ラウドネス!
ひぐっつぁんと晃さんは脱力を超越してある程度の「力み」をグルーヴに変えていると思います。
力強くないと出ない空気感、緊張感がラウドネスはあるんですよ。
それに、メタリカのドラマー「ラーズ」ですね。
ハッキリ言ってラーズはライブではリズムめちゃめちゃですけど、思いっきり叩く本気度は激アツですよ!
きっと「このライブで死んでもいい!」くらいに思っているんじゃないでしょうか?
思いっきり叩くその姿を見たら、感動しますよ!
なんかアツいものがこみ上げてきます。
そういう良さもありますよね!
ちょっとオマケの、脱力とは逆の話でした〜
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