2024.03.25
ヘバーデン結節、ブシャール結節、腱鞘炎、リウマチ、五十肩や腰痛まで、現代医学でも原因が不明とされる疾患が多くあります。
外傷ではない痛みは、原因の特定が難しく「なぜ私がこんな目に?」と憤るのも無理はありません。
しかし、どのような感情になっても痛みは変わらないので、どうせなら次に繋がる「思考」にチェンジしてみましょう、という提案です。
私も酷い腱鞘炎になったことがあります。
常にジンジンと熱を持ったような感じで、とある角度になったり、手首がどこかにぶつかったりすると右手首に稲妻のような痛みが走りました。
痛みは約半年続き、特に前半の4ヶ月は
「手首なんて取れてしまえばいいのに!!」
と思っていたほどです。
唸っていても仕方ないので、私はこのように思うことにしました。
この痛みは身体が、
「今のままではダメだよ」
と教えてくれているサインなのだ。
今までは違う動き、思考、更には「生き方」をしてみようと思うことにしました。
腱鞘炎になった大きな理由は、ドラム演奏中に力んでいて、手首に負担がかかっていたためだと思われます。
また、
「このやり方で良いのだ!」
と頑なに変えようとしなかった凝り固まった「考え方」が良くなかったのです。
身体の声を聞き始めた私は、その後腱鞘炎にかかることもなく、以前よりも確実にドラム演奏が上達しました。
この経験から身体の「脱力」について常に考えるようになり、脱力は私の治療理論の基礎になっています。
痛み。
今は苦しいでしょうが、必ず痛みは治まります。
もっと良い体の使い方、考え方が生まれるチャンスでもあるのです。
何処かに力が入っている。
今まで良いと思っていたことが合わなくなってきている。
そんなことがあるかも。
1度振り返ってみてください。
ご参考になれば幸いです。
P.S.
爪の形状の問題、ヘバーデン結節、ブシャール結節、CM関節症、腱鞘炎などの原因不明なものでも、中医学では治療理論が存在します。
また今後ブログにしていきますね。