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鍼灸院ブログ
2019.01.01 カテゴリー:(番外)音楽のこと 自分のカラダを知っておく 日々の養生 マインドメイク 院長のたわごと 院長からお知らせ 「脱力」して健康に
2018年、あっという間でした!
本当に色々な方にお世話になりました、ありがとございます!
脱力に始まり脱力に終わった1年でしたが、中身は濃密。
患者さまに教えられ、人が幸せに、健康になるための術を学ばせて頂きました。
ありがとうございます。
音楽では色んな仲間に助けられながらライブやセッションにお邪魔させてもらい、感謝の限りです。
自身のバンドUNTRADでもライブが出来たし、もう一つのバンドtubTRaCKではレコーディングも行い発表させていただきました。
ドラムを通じての音楽の研究は、絶対に人の健康、つまり幸せに関係してくると確信しています。
音楽をやるにあたって、力んでいたらうまく「響き」ません。
脱力は必ず健康に関係あります。
脱力すべきときに脱力することは大前提なのですが、実は2018年に純正律と平均律を勉強する機会があって「これだ!」って思ったことがあったのです。
純正律と平均律とは「音律(音階上の音と音の幅)」の代表的なものです。
詳しい説明は省きますが、どちらもハーモニーに関係あります。
純正律は完璧なハーモニーですが、決まりきったハーモニーしか出来ません。
一方、平均律はハーモニーのときに多少の「うなり」を産みますが、色んな表現が出来ます。
どちらが正しいということはないのですが、どちらもある種の「矛盾」のようなものを含んでいると感じるのです。
純正律の「正しさ」とすぐに破綻してしまうさまは素晴らしい世界であるとともには理想だけでは生きていけない人間社会のように感じますし、平均律の「不完全さ」は色々な要素が絡み合った正解のない人間社会を表していると同時に「自由」でもあるように感じます。
どちらも完全だけど不完全。
美しいと思っていたハーモニーが一気に破綻するのが純正律で、ほんの少しだけの違和感を無視しながらハーモニーを突き進むのが平均律(僕のイメージです、あくまで)。
「矛盾」なんだけど、それは実は自然なことなのではないかと。
矛盾を受け入れられなかったら身体は壊れ、人間関係においては悪化していく。
そんな気がしてならないのです。
矛盾を受け入れるためには脱力が必要なんですよ!
フワッとしてないと受け止められませんからね、何事も。
ということで、2019年も「どうやったら健康に、そして幸せになれるか」を常に考え音楽をやり、治療をしていきたいと思います。
力みをとり、脱力した状態を理解してもらう治療を!
村上鍼灸院は2019年1月5日から!
本年もよろしくお願いします。