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アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その4)

2022.10.28 カテゴリー:(番外)音楽のこと LOUDNESS30thAnniversary 樋口宗孝を語る 院長のたわごと 

 

LOUDNESS10枚目のアルバム「LOUDNESS」が今や世界でもトップを争うプロデューサー/エンジニアのJacob Hansen(ヤコブ・ハンセン)によるREMIXで産まれ変わり、

「LOUDNESS 30th ANNIVERSARY LIMITED EDITION」

として2022年10月26日に発売!!

【Amazon.co.jp限定】LOUDNESS 30th ANNIVERSARY LIMITED EDITION


前の記事はこちら↓

アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その1) 

アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その2)

アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その3)

 

「LOUDNESS 30th ANNIVERSARY LIMITED EDITION」はDisk4まであり、その構成は下記の通りです。

Disc1:ヤコブ・ハンセンがREMIXしてものすごい音に!

Disc2:プレーヤーにはたまらないカラオケ音源

Disc3:アルバム「ラウドネス」のデモ音源、ベースは山下昌良氏!

Disc4:第三期ラウドネスのライブと「BLACK WIDOW」の MV やメイキングを収録

 

 

 

音の激変に皆様驚かれているようですが、Disk3も本当に貴重ですね!

 

六本木のスタジオで録音されたプリプロの音源が今聴けるなんて感激です。

僕いましたから、このとき!

僕の中ではこの段階で99%完成していて、あとは本ちゃんで録音するだけってイメージでしたが、このデモ音源を聴くと歌詞もドラムのフレーズも結構違う曲がありました。

本番のレコーディングの1ヶ月前ですから当たり前なんですけど、とてつもなくテンパってたので僕の記憶もかなりぶっ飛んでましたね(笑)

「とにかくすごい、うお〜!!」みたいな状態の30年前w

 

このデモ音源はアルバムが完成していく過程がみえるので本当に興味深い、貴重な音源です。

未完成を、完成にしていくその過程が。

 

そして何よりもデモ音源でベースを弾いているのは山下昌良さんですからね。

渋谷のスタジオにメンバー全員が集まって曲作りをしているので、この時点で相当フレーズが練り込まれているはず。

そして一度持ち帰ってまた考えてデモ音源のレコーディング。

グルーヴもフレーズもデモとはいえ「これが本ちゃん」と言われればそれを信じてしまうクオリティですよ。

タイジさんはこの音源を絶対に聴いているだろうし、これを聴いて考えて、本番のレコーディングに挑んだんだなあと、想像が無限に膨らみますw

 

デモ音源の山下さんのプレイは圧巻ですよ。

完成したアルバムとは違う「色気」が滲み出ています。

これは山下さんにしか出せません。

 

タイジさんと山下さんのプレイを聴き比べられるのも、今回のアルバムの醍醐味ですね!

 

 

ドラムもデモと本番では違うところは多々あります。

「こうだったフレーズが、ほうほう、本番ではこうなるのか〜」

とひぐっつぁんの「思考」が垣間見えるので、そんなところも聴いていただければ。

 

このデモ音源は「デモ」ですけど、ラウドネスのデモですから予行練習とかいうレベルじゃありません。

それこそこのまま出しても大丈夫なクオリティなんです。

 

LOVE KILLSという曲。

この曲は山中湖でもドラムを録音しましたが、アルバムに収録にされたのはデモ音源のドラムテイクです。

 

「デモのテイクの方が雰囲気出てるからこっち使うことにしたわ〜、ガハハw」

 

と笑いながらスタジオから出てきたひぐっつぁんを覚えています。

 

なのでDisk1とDisk3に収録されているLOVE KILLSのドラムは同じなのです。

 

このへんも聞いてみてくださいませ〜♪

 

 

メンバーのインタビューが掲載されているWeRockマガジンの記事と合わせて聴いていただくとさらに理解が深まると思いますよ〜!

ヨドバシカメラならまだあるみたい!

We ROCK 2022年 11月号 [雑誌]

「LOUDNESS 30th Anniversary Limited Edition」
2022/10/26発売!!

http://www.loudnessjp.com/news/2022/news220826_2.html

オフィシャルサイトから↓

山田雅樹(EZO)、沢田泰司(X Japan)を迎え入れ、第三期とよばれ90年代を駆け抜けたLOUDNESSの名盤「LOUDNESS」、高崎晃のセルフ・プロデュース、バンド名を自らアルバム・タイトルにした自信作は、あきらかにこれまでとも違う、ハードでアグレッシヴなサウンド、そして横尾忠則によるアルバム・カヴァーなども話題に上り、オリコンチャートでは2位と好セールスを記録、日本を2周したツアーも大好評であった。

3CD+1DVD
3方背ボックス仕様、豪華92ページ・ブックレット、
復刻レプリカ・パス、復刻ステッカー封入
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■ご予約はこちらから。
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てかもうここで買っちゃってw(アフィとかやってませんよ〜m(_ _)m)

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ローディ時代の僕です。当時飼っていた猫を抱いてます。左上のポスターはラウドネスですね。テレビに時代を感じますw

Pearlさんに発注していたようです。何しろひぐっつぁんは「予備」の人ですから。シンバル含めドラムの細かいパーツの予備を全部揃えてました。

 


ここから下はご興味があればお読みください。

僕が第三期ラウドネスのローディになり、デモ音源や本番のレコーディング、ツアーに参加し何が起こっていたのかを以前のブログ「まさのなかみ」に書いたものを加筆修正したものです。

日付もそのままに。

 

(2014年12月28日の記事)

タイトル:雪の中のスタジオ、ドラムセットは・・・

東京を出発したときはこれでもかっ!ってくらいな快晴でしたが、山中湖近くの山の途中にあるレコーディングスタジオに着くと、めちゃめちゃ雪が積もっていました。

 

このスタジオは、まずレコーディングスタジオの小屋があって、食事をとるクラブハウスが別棟でひとつ、
宿泊用のコテージがこれまた5棟あるという、仲間内で遊びに行ったら盛り上がること間違いなし的な要素が詰まっていました。

 

そして出てくる食事がハンパなく美味しい!

毎日力いっぱい食べてましたよ、ここで出てくる食事だけでなく、夜食も・・・。

 

メンバー4人には1棟ずつ、わたくしはマネージャーのS田さん一緒。

 

各棟への距離はほんとたいしたことなくて、スタジオから一番遠いコテージにも1分以内に着く感じ。

でもあまりに寒いのでこの1分が死活問題なんです、いやほんとに。

 

とにかく雪に囲まれ、時には猛吹雪の中レコーディングが始まりました。

このときレコーディングに使用したひぐっつぁんの機材は多点セットからシンプルなセットへの転換期で、12インチ、13インチのタム、16、18のフロアというセットを使用しています。

でも、実は8インチと10インチのロートタムもセッティングされてて、アルバムの中に1か所だけ使われてるので探してみてくだされ♪

色はシルバーのカバリングだったかな。

スネアは何をつかっていたかなあ?

たしかフリーフローティングシステムのものを使っていたと思うんだけど、シェルはなんだか忘れました(汗)

(2022.10.28追記 この時期の機材はWe ROCK 2022年 11月号 [雑誌] に詳しい)

 

基本、1日のうち最初に録音を開始するのはひぐっつぁん。

2曲とってはギター、ベースにバトンタッチというスタイルだったと記憶してます。

 

とにかく夜に早く飲みたいもんだからとっとと朝のうちに録音済ませておくのが、樋口流なのであります。

 

こんなおちゃらけて書いていますが、このときのアルバムに収録されている超難曲、「Firestorm」はたいして練習もしてないのにワンテイクでOKとなっていました。

(2014年に書いたときにブログには「たいして練習もしてないのに」とあるけど、実はしていたのかもしれません。この時の僕のイメージで、それくらいサッとやってサッと終わってしまった感じがしたのです)

うおっ!マジぱねぇ・・・。

 

で、一通り一日の作業が終わると、夜な夜なメンバー全員で宴会が営まれるのであります!

ディープパープルやグランドファンクなどのビデオをみたりしながら、毎日飲みまくり、そして食いまくり。

若い衆(僕)は食べるのが当たり前ということで、このレコーディングで5キロの増量を成功しました(汗)

 

凝り始めるとトコトン突き詰めるのが樋口流。

 

このとき一生分食べたのが、餃子。

 

冷凍の餃子を死ぬほど買ってきて、毎晩毎晩、ほんと毎晩毎晩ホットプレートで餃子を焼きまくるのだ。

ひたすら、あきるほど、毎日!

毎晩使われまくったホットプレートもこの世に出てきた甲斐があると思います、ほんと。

餃子ブームはレコーディングが終わった後も続き、博多の鉄鍋餃子「なかよし」をはじめ、旨いといわれているお店の餃子を食べまくる日々が続き、ひぐっつぁんの家に遊びに行くと必ず餃子が出てきたものです。

 

こういった習性(w)はこれからも続いていき、着々と樋口イズムを叩き込まれていくのであります。

 

続く!!!!

 

 

 

(2015年01月06日の記事)

タイトル:こだわりはこんなとこまで

レコーディングスタジオは雪がかな~り積もる山の中。

おまけにめっちゃ寒いです。

 

日中は晴れている時もありますが、一度雪が降るとコテージからスタジオや駐車場への道が埋まってしまい、時々スタジオの人と一緒に雪かきをしなければならない程でした。

 

とにかく駐車場までの通路は確保しなければなりません。

 

それはなぜか?

ひぐっつぁんは非常に研究熱心で、ありとあらゆることに妥協を許しません。

 

ドラムのセッティングはもちろん、シンバル、ヘッド、スネア、ハードウェアなど、最良のものを選択していきます。

 

思いついたら即実行!

 

すぐにパール楽器のS々木さんにTELをし機材を送ってもらう手配をします。

 

すると毎日のようにパール楽器から機材が届くので、佐川急便のトラックが入れるように駐車場を確保しなければならないのです。

レコーディング後半には、スネアは10台以上、シンバルは100枚以上、ヘッドは数知れず(笑)

 

すべてチェックして最良のものをメインとして使用するのであります!

 

また、すべてのパーツにおいて「予備を用意しとけ」と口癖のように言っていたので、スネアやシンバル、スタンド類、ドラム用の靴はもちろん、スネアのスナッピーやリム、ビスやナット、リングワッシャーなどの細かいパーツまでありとあらゆるものの予備がありました。

セッティングも椅子の高さは45.2cm、左のクラッシュシンバルは130cm、ハイハットは閉じた状態で92cmなどは言わずもがな、シンバルスタンドのネジの向き、スネアやタムのヘッドにあるロゴマークの位置、スネアスタンドが動かないように止めるガムテームの貼り方(バビリ方)などに至るまで細か~く規定されていました。

 

スネアのスナッピーの交換方法などは「よくぞここまで!!」というくらい完璧なマニュアルが存在します。

 

この方法で行えばスナッピーの左右の位置、張り具合まで全く毎回同じように交換することができるのですが、書くのに時間がかかるのでまた時間のあるときに書きます(2022.10.28追記 スナッピー交換を詳しく書いた記事、ありますw)。

 

次回は、雪積もるスタジオで、あわや大爆発!!

という大事故を未然に防いだワタクシのお話。うう・・・orz

 

 


 

院長が参加するバンド「TUBTRACK」。
元MAJESTY~CRAZEの緒方豊和がボーカルのラウドロックバンド。
■ニューミニアルバム「Save me」発売中!
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