2024.03.25
2024.03.05
平日 9時-20時 /土日 8時〜18時 / 水曜休
鍼灸院ブログ
前回の記事を見た我が師匠、樋口宗孝の当時のツアーマネージャーがこんなコメントをくれました。
樋口さんから
「出来ると思ったら絶対出来る。思い込みが足りんだけや」
「お前もこれから何かをやろうとするなら絶対出来ると思ってやれ」
とよく言われてた、と。
野茂よりもイチローよりも先にアメリカで輝いた日本人はラウドネスです。
やはり強く思ったことは実現するのですよ!!
過去の記事はこちらから
「削ったらツルンとしてましたね。大丈夫でした!」
まじっすか!?
完全にガンと思っていたところから、まさかの大逆転!?
潜在意識への呼びかけが効いたか効かずか、とにかく九死に一生を得た感じがしました。
これは2月18日(木)のことです。
削った細胞を検査して、これがガン細胞でなければ完璧です。
膀胱への抗癌剤の注入もとりあえずしない、とのことでした。
もしかしたらガンじゃないかも!
心は踊りましたが、手術直後、身体は全く動きません。
口には酸素マスク、左手には点滴、尿道にはカテーテルをつけていました。
そして足にはエコノミー症候群予防の弾性ストッキングを履いています。
手術では尿道から内視鏡を入れて膀胱内の腫瘍を削っていますので、下腹部から尿道までがジンジンしているような、なんともいえない感じです。
尿道、というか我が息子の違和感がハンパないです。
それは尿道カテーテルを装着しているからでした。
今回の手術では膀胱内の腫瘍を大きく削ったので、膀胱内がかなり出血しています。
そのため、膀胱内に生理食塩水を持続的に流し入れ、尿道口のカテーテルから自然に廃液させて膀胱内を「洗浄し続け」なければならないのです。
これを「持続的膀胱灌流」と言います。
洗浄し続けないと血はすぐ固まってしまいます。
もし固まって詰まったりしたら自分の尿で膀胱がパンパンになり破裂してしまうかもしれません。
出血の多い最初の時期には全開で生理食塩水を流し入れ、血尿の色が薄くなるにしたがい滴下速度をゆっくりにして調整していきます。
手術から2時間後、16時くらいに看護師さんが尿が溜まる袋を確認しにきました。
この時に入れてもらった座薬は程なく効き目を発揮し、術後の痛みを忘れさせてくれます。
詰まったら大変なのでその後もちょくちょく確認しに来てくれました。
生理食塩水の注入速度も早いので、蓄尿袋はすぐ一杯になってしまします。
詰まらせないように本当に気を使ってくれてます。
18時にはこの日初めての食事もとることができ、だいぶ落ち着いてきました。
食事のあとも詰まっていないか確認してくれます。
詰まってたらホント大変ですよ。
詰まった時のことを想像してみてください、怖いですね。
いや、前回の記事の内容からするとむしろ想像してはいけないのかもしれません。
いいですか、皆さん?
尿道カテーテルは、
けして詰まらせてはいけないのです!
前フリ(笑)
[続きます]