2024.11.30
#院長のたわごと #日々の養生
2024.11.22
平日 9時-20時 /土日 8時〜18時 / 水曜休
鍼灸院ブログ
WBCで日本がまた勝ちました!
4番に座る筒香選手、ここまでに3本のホームラン、スゴイですね〜!
日刊スポーツの記事に書いてあったのですが、筒香選手の朝は重心の位置を確認するところから始まるそうです。
寝起き直後にベッドの横に立ち、両足を肩幅に広げ重心の位置を確認し、試合開始までに微妙にずれた重心を定位置に戻す作業をするのだとか。
〜〜〜
「廊下を歩くときにも意識する。シャンプーするときに脇を上げすぎると重心が上がる。重心を意識して準備をするのってすごくしんどいんです」と、体を支える重心にとことんこだわる。
〜〜〜
という記事内容。
重心はドラムでもすごく大切。
上手いドラマーは絶対に軸がブレていない。
体幹は地面に根っこが生えたように微動だにせず、手足は逆に柳のようにしなやか。
この事は、僕の価値観では絶対的なものです。
筒香選手の発言で非常に興味深いのは、
「シャンプーするときに脇を上げすぎると重心が上がる」
という部分です。
重心が上ってしまうと、安定感がなくなりブレてしまう。
これをシャンプーの時にも感じ、例えるとは!!
このことは、ドラムにも当てはまるんですよ。
高い位置にセッティングしたシンバルを叩くときやタムタムを叩くとき、高速のフィルインを入れるときなど、背すじや肩が不用意に緊張して伸びてしまうと、リズムが狂ったり、シンバルとバスドラムを同時に叩けなかったり、バスドラムを叩く力が弱くなってしまったりします。
重心が上半身に行って、地についた力強さと安定感を失ってしまうんですね。
一流の人は、みんな共通点があるように感じます。
スポーツの世界でも、音楽の世界でも、治療の世界でも。
絶対に軸がブレていない!
この軸がブレていないということは、スポーツや音楽家がイメージを表現する身体のことのみならず、「生き方・考え方」についても言えるますよね。
いつも僕は脱力することを心がけていますが、そこには「軸がブレない」という大前提があってこそ。
「考え方」は身体の健康にも絶対影響します!
考え方がブレていない人は、余計な邪気を受け付けず、自分らしく健康に過ごすことが出来ます。
では最後に、軸がブレずにドラムを叩くとどんだけかっこ良いか、という良いお手本を。
つのだ☆ひろさんが叩くメリージェーン。
実に音楽的なドラミングの中、4:09あたりでギターソロから歌メロに戻る瞬間のスネア一発。
ここしかない!
というタイミングでスネアを落としています。
この重さ、重心がブレてない証拠です!
速いオカズではない、ハイハットからスネアだけ。
これだけなのに痺れる〜ww
もうひとつ、重心の低さは世界一?w
我が師匠、樋口宗孝のLOVELOVEあいしてる。
めっちゃポップな曲なのになぜかヘヴィーメタル(笑)
ここまで特徴的にリズムを重く持ってこられるのは師匠ならでは。
ヒロさんとはまた別な魅力です。
いずれにせよ、軸はブレてません!