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鍼灸院ブログ

【お灸教室】まずはここにお灸してみよう!

2017.09.06 カテゴリー:中医学のお話 院長のたわごと 院長からお知らせ 

 

人間には経絡が通っており、そこには気と血が流れています。

 

経絡の流れの中でも「十二経脈」というメインの流れには体内の臓腑の名称がついており、その臓腑には中医学独特の役割がありました。

 

ではそもそも「気」と「血」とはなんでしょう?

 

一般の方がイメージする「気」「血」の役割もありますが、中医学の「気」「血」、特に「気」はもっと原始的というか、原理的?

 

世界を構築する、もっとも基本的な単位が「気」なのです。

 

世界の全ては「気」で出来ていると。

 

人間は「気」から出来ており、「気」によって生きていけるのです。

 

話がでかいですね、ちょっと(笑)

 

 

人が生活するために必要な「気」だけにスポットを当ててみましょう。

 

まずは両親から授かった「気」です。

これは「腎」に蓄えられるため「腎中の精気」、また「先天の精」と言います。

 

前回の記事で、「腎」の役割を紹介しました。

 

腎:成長・老化・生殖の大元

 

腎は他にも「深い呼吸」や「二便(小便・大便)」、「体内の水の運行」にも大きく関わっています。

 

 

 

次に、食べ物から得られる「気」。

 

これが一番重要です。

 

人間は食べ物から作られるのですから。

 

食べ物から作られる気を「水穀の気」と言います。

 

また、「後天の精」とも言います。

 

両親から貰った「先天の精」と食べ物から得られる「後天の精」があるんですね!

 

ちなみに先天の精は使うと減る一方ですが、後天の精は食べ物で補充出来ます。

 

なので「食べるものの質」が重要なのです!

 

 

更に、自然界から吸入される「精気」があります。

 

これも重要なんですけど、文字数の関係で割愛。

 

さらに「気の機能」について書きたかったんですけど、長くなったので次回に。

 

簡単に書こう、と心がけてるんですが、こんなことに・・・。

 

これは僕が深く十分に理解していない証拠でもありますね。

 

もっと研鑽を重ねて一言で終われるように頑張ります!(一言はムリかw)

 

 

ということで、「血」はおろか「気」も終わってませんが、最後にこの1穴にお灸してみましょう!

 

 

合谷

 

手の陽明大腸経に所属する名穴です。

 

親指と人差し指の間で、人差し指側の骨の際で押すとツーンと響くところです。

 

意味を知れば効果が倍増!

 

手の陽明大腸経は人差し指の先から始まり、腕、肩、首を通って鼻の穴のそばの「迎香」というツボで終わります。

 

合谷は「原穴」といってこの経脈の代表。

さらに「面口・面目(顔面部)」の病に効くとされています。

さらにさらに、「気の関」といって気の流れを調節してくれます。

もっと言えば合谷には「止痛」の効果があるとされており、鍼麻酔などでも使われています。

 

ほんとは症状に対してこのツボを押す、というのは邪道なんですけど、このブログを読んでくださった方は経絡の存在や臓腑の意味、気の大切さをわかってくださっていると思うので、あえてかいてみましょう。

 

頭痛・花粉症・歯痛・ニキビ・肩こり・疲れ・便秘・下痢・生理痛などなど

 

元気が出る、痛み止め、便関係、鼻関係に効く

 

と覚えていただければ。

 

とにかく万能穴なのです。

 

 

が、気には「推動作用」という気の流れを推進するパワーが有り、弱っている方は生理中に刺激しすぎると経血が出過ぎてしまうこともありえます。気をつけてください。

 

もはや院長の自己満足的な中医学ブログになってきましたが、もうちょっとお付き合いください。

 

これでも1割くらいのお話です(笑)

 

 

 

 

 


村上鍼灸院 お灸教室

2017年9月18日(月・祝)

場所:浅草橋 村上鍼灸院

料金:1000円(テキスト&お灸付き)

13時40分受付開始

14時スタート(約90分の講座です)

定員5名

 

ご予約はこちらから「お灸教室参加希望」とご記入くださいませ!

お電話、Facebookのページでも受け付けます。

 

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