2024.09.16
2024.07.28
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鍼灸院ブログ
キックボクシングをやることによって分かったこと。
「脱力する」ということは身体の軸がブレずに、最大そして最小のパワーの持って行きどころを自由自在に操れることだと思います。
最大ならば、身体の中に「球」があってキックを放つ時に足の末端の方から蹴られる対象に向かって無重力空間のような状態で飛んでいき、またスッと中心に戻っていくような感じ。
わかりにくい日本語になってしまうのは、まだ僕が完全に脱力を理解していないからですね。
まあ、今はこれで良いんです。
脱力は冷静さを伴ってくれて、身体だけでなく頭の中も整理してくれるような感じ。
これを取得していきたい。
んですが、
思いっきり力んでいる人のカッコよさもありますよね!
バンドで言えば、心の叫びが飛び出しているような歌や演奏を目の当たりにすると、演奏なんて関係なくなっちゃう!!
そういうアツさは、人を感動させるパワーがあります。
理にかなった身体の使い方じゃないからこそ、伝わる。
こういうことがあるからこそ、理にかなった動きにもスポットが当たるわけで、お互いがお互いを保管し合う陰陽の関係とでも言いましょうか。
理にかなった動きは絶対に必要だし、健康にも良いでしょう。
でも、ずーっと健康的なことをやっていたら、その中でまた陰陽が生まれ、不健康さが出てきてしまうんじゃないかと思うんですよ。
分けわからなくなって叫びまくってるのも、人間の一部。
それがたまに出てくるとめっちゃ感動することがあります。
感動と言うか、共感?
ほとんどの音楽は理にかなった身体の使い方をすると、滑らかで自由な動きの中から自分が表現したい音楽を実現出来ると思うんですけど、
「力み」も表現の一つですよね、制御不能ですけど。
力みというか爆発力?
パンクという音楽が支持されているのはその爆発力だと思う。
アナーキー・イン・ザ・U.K.をTOTOが演奏しても、盛り上がらないでしょ!w
やっぱり目ン玉ひんむいてピストルズがやってくれないと!
力みまくってきたからこそ、脱力の良さがわかって、脱力がわかるとタガを外したパワーも必要だっただと分かるって感じかな。
まあ、小難しいこと置いとくと、どっちも素晴らしいってことで(笑)
否定せずに「どんな良さがあるかな?」と探すほうが楽しいのです。