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鍼灸院ブログ
2020.08.24 カテゴリー:院長のたわごと
さて、相変わらず「どうやったら脱力出来るか」ばかり考えている村上鍼灸院です。
最近ちょっと施術の方法を変更しています。
ほとんどの場合、うつ伏せから施術を開始します。
背中や足など一通り身体の硬さをみたあと、背骨に手を当てて身体を揺らして硬さを取っていくのですが、この時に明らかに硬い箇所があるんですよ。
そして人によっては揺らすと「ギシギシ」とした振動が手に伝わってきます。
まるで音が鳴っているかのようにね。
そこが痛い箇所というわけではないのですが、とにかく動きが悪い。
背骨を揺らし、体内の水を行き来させるイメージで身体を緩ませていくのですが、どうしても硬さが取れない。
そんな時に鍼の登場です。
動きの悪い背骨の際にピンポイントで鍼を刺し、導氣法という特殊な手技を使ったあと、また背骨を揺らしてみます。
あら、ギシギシなくなってる!
このようにして腰の硬さがなくなると「肩まで楽になった!」という方もいらっしゃいます。
「鍼灸理論」という科目があって学生時代は勉強するんですけど「ちょっと強引な理論だな〜」なんて思っていたんですけどね。
その理論の正しさを自分で感じるのであります。
僕が今回刺している場所はあくまで「硬いところ」であって、正式なツボを使っているわけではないのです。
なのに、明らかに脱力の手助けをしてくれています。
本当に人間って不思議なんですよ。
一生の研究対象です♪
鍼もマッサージも「波」を使ってます。
使っているというか、波を意識して施術してます、ということです。
新しいロゴ、どうですか?(笑)