2024.11.30
#院長のたわごと #日々の養生
2024.11.22
平日 9時-20時 /土日 8時〜18時 / 水曜休
鍼灸院ブログ
今はコロナ騒動真っ最中でもあり、いろんなところで「怒り」に満ちてますね。
「怒り」は人間関係にも少なからず影響してくるでしょう。
東洋医学だとストレスは肝(西洋医学の肝臓とは違う。しかし共通点も多い)に影響があることになっており、「怒り」の感情は肝にダメージを与えます。
世間の出来事や誰かに怒ってばかりいるとイライラが溜まり身体のあらゆる箇所・経絡の「気の出入り」が悪くなります。
すると脇や乳房のあたり、下腹部などに不快感が出ることになっております。
肝は各所の気の流れを調節しているので、滞ることもあれば
気と血が爆発的に上昇してしまうこともあります。
感情の爆発だけならまだしも、吐血・喀血したり昏睡状態になってしまうこともあるのです。
怒り続けているとしわ寄せは結局自分自身に降りかかってきます。
怒りは相手を痛めつけることがありますが、同時に
自分も傷を負うのです。
さらに、肝は脾(胃腸系)を傷つけます。
東洋医学では胃腸が傷つくと肺も弱ることになっているので、特にこれからの季節からは気をつけたい感情の推移ですね。
肝は怒りの臓器、
肺は悲しみの臓器。
怒りは悲しみを呼び起こしますよ。
弱った身体には、ウイルスもたやすく進入してくるでしょう。
そうすると悲しみは目前。
どうか体も心も脱力して健全な肉体と精神をキープしてください。
大変な時代ですけど、肉体と感情をコントロールしてなんとか乗り切りましょう!
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