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鍼灸院ブログ
2017.02.06 カテゴリー:(番外)音楽のこと
最近「脱力」にハマっています。
「肩ぐにゃぐにゃ整体」の方法も、患者さまに脱力を覚えてもらうことが基本になっています。
ドラムもホント脱力なんですよね〜。
ドラムって足もあるでしょ。
バスドラムを鳴らすためにペダルを踏むわけです。
ドラムを始めたばかりのとき、バスドラムを「ドドッ」と速く2回踏むのが出来なくて、相当練習しました。
やがて出来るようになったのですが、今思えば出来てると思っていただけで、安定感を欠いた「一か八か」のような感じでしたね。
それが脱力を意識したら、逆にパワーが出て、しかも速いフレーズが出来るようになったんです。
脱力するとリズムも狂いませんし、速いフレーズを長時間続けることができます。
力んでたら「ドドッドドッドドッドドッ」というようなサンバキックを1曲通して出来ませんからね。
力んだらスピードもパワーも出ないということが、ドラム歴30年にしてようやく分かるとは、なんと時間のかかったことか(笑)
ただ、ペダルワークにおいての「脱力」なのですが、足首や膝、股関節などの下半身だけを脱力しても意味はないのです。
下半身を脱力しているのにバスドラムのダブル(ドドッというフレーズ)が出来ない人は、腕を含む上半身が力んでいるはずです。
カラダ全体を脱力させないとダメなんですよね〜。
さらに、脱力するために意識しなければならないことがあります。
それは「ちゃんと座っているか」です。
イスに座っている部分、つまり「腰」はイスでなく地面に座っているような感覚になるほどドッシリしていないといけません。
まさに「地についている」という感じです。
この座り方あっての「脱力」です。
ちゃんと座る、そして脱力する。
それが出来ると樋口宗孝のドラムソロも出来るようになります(多分w)
1:30からの有名なフレーズを聴いてみてください〜!
片足で「ドドッドド」と超高速で踏み、手は自由にドラムソロ。
しかもバスドラの音量はハンパないですし、安定感抜群!
力ずくじゃないんですよね〜。
ちなみにイスが低いほうがパワーが出て、グルーヴも重くなります。
高いとコントロールしやすく、細かく速いフレーズが可能ですが、パワーが出ません。ノリもちょっと軽くなります。
あくまで僕が試した結果ですが、自分の好みの音楽によってイスの高さを変えれば良いと思います。
ひぐっつぁん(樋口宗孝)は思いっきり叩いているように見えて、ちゃんと脱力してるんですよね。
僕がローディをやっていた時に、ライブの後半、「In The Mirror」「 FIRESTORM」「SDI」だったかな?
とにかく速い曲だけが3曲連続するセットリストの時があって、びっくりしたんです。
僕だったら絶対にこんな曲を連続で出来ないと思ったから。
で、聞いてみたんですよ、ひぐっつぁんに。
「大丈夫なんですか、この曲順!?」
そうしたらドヤ顔でこう返して来ました。
「俺やで」
失礼しました・・・。
この画像は過去記事から!