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鍼灸院ブログ
2018.12.26 カテゴリー:「脱力」して健康に 自分のカラダを知っておく 日々の養生 マインドメイク 院長のたわごと
自分の身体が緊張していないか意識するようになったんです。
すると身体が楽になってきました。
これは患者さんの言葉なんですけど、そうなんです、ほとんどの人が自分が緊張していたり力が入っていることに気づいていないんです。
なによりも僕がそうでしたし。
ただ単に座っているだけでも、身体の何処かに力が入っていたりします。
もし考え事、それも嫌なことを考えていたりすると余計に力が入りがち。
僕がドラムをやっているときも、スティックを握る手や腕に力が入っているのはもちろん、それを止めてからも一見関係ないような場所である首肩などに力が入っていました。
首や肩に力が入っていると、抜けていると思っている腕は、実は依然として力が入ったままです。
これに気づかなかったので腱鞘炎にもなってしまったし、めちゃめちゃ時間をかけて練習しても全く上手くならなかったんでしょう。
身体に力が入っていると「あそび」がなくなります。
車のハンドルにも遊びがありますね。
ハンドルとタイヤの動きが直結していたら危なくてしかたないですよ。
また、同じように機械の連結部分には少しゆとりがあるんです。
機械にも「あそび」があるんですよ。
なのに人間に「あそび」がなかったら壊れます。
つまりコリ・痛み・痺れなど、「病気」になってしまうということです。
本当は「考え方」にも「あそび」があるといいのですが、中々そうもいきません。
ですのでまずは自分の身体を緩めましょう。
さらにその前に、自分の身体に力みがないか観察してみましょう。
僕の治療では身体を脱力させるということをメインでやっていますが、身体の中でも最も凝りやすく、また症状が改善したときに分かりやすい
肩こり
の解消につとめています。
肩甲骨の内側に指が全く入らないような重度の肩こりの方でもスッキリを実現させる方法を研究してきました。
一度緩めてみないと「自分が力んでいる」ということにも気づきませんからね。
先日ブログに書いたバレエダンサーの方にはもちろん、ボーカリストの方へも必ず肩にアプローチします。
ボーカリストの方は最近大きな賞を取ったりして、僕も嬉しい限りですよ!
「脱力ってことがわかってきた!」
という複数の患者さまから、それぞれ頭痛・不眠・便秘・顎関節症・腰痛・倦怠感・イライラなどが解消した、されつつあるという報告をうけています。
緊張に気づけば、自分で身体を調整出来ますよ。
からだに「あそび」を♪