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アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その8)

2022.11.20 カテゴリー:(番外)音楽のこと LOUDNESS30thAnniversary 樋口宗孝を語る 院長のたわごと 

LOUDNESS10枚目のアルバム「LOUDNESS」が今や世界でもトップを争うプロデューサー/エンジニアのJacob Hansen(ヤコブ・ハンセン)によるREMIXで産まれ変わり、

「LOUDNESS 30th ANNIVERSARY LIMITED EDITION」

として2022年10月26日に発売!!

【Amazon.co.jp限定】LOUDNESS 30th ANNIVERSARY LIMITED EDITION

「LOUDNESS 30th ANNIVERSARY LIMITED EDITION」はDisk4まであり、その構成は下記の通りです。

Disc1:ヤコブ・ハンセンがREMIXしてものすごい音に!

Disc2:プレーヤーにはたまらないカラオケ音源

Disc3:アルバム「ラウドネス」のデモ音源、ベースは山下昌良氏!

Disc4:第三期ラウドネスのライブと「BLACK WIDOW」の MV やメイキングを収録


前の記事はこちら↓

アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その1) 

アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その2)

アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その3)

アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その4)

アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その5)

アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その6)

アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その7)

 

 

 

ラウドネスのライブも近づいてきました!

このアルバムが発売された当時のライブはどんな様子だったのか!?

そんなローディブログを更新しております。

 

 

「LOUDNESS」も「我武者羅」もこうたってや〜

 

 

 

「LOUDNESS 30th Anniversary Limited Edition」
2022/10/26発売!!

http://www.loudnessjp.com/news/2022/news220826_2.html

オフィシャルサイトから↓

山田雅樹(EZO)、沢田泰司(X Japan)を迎え入れ、第三期とよばれ90年代を駆け抜けたLOUDNESSの名盤「LOUDNESS」、高崎晃のセルフ・プロデュース、バンド名を自らアルバム・タイトルにした自信作は、あきらかにこれまでとも違う、ハードでアグレッシヴなサウンド、そして横尾忠則によるアルバム・カヴァーなども話題に上り、オリコンチャートでは2位と好セールスを記録、日本を2周したツアーも大好評であった。

3CD+1DVD
3方背ボックス仕様、豪華92ページ・ブックレット、
復刻レプリカ・パス、復刻ステッカー封入
WPZL-32000/03 価格:¥11,500(税込)

■ご予約はこちらから。
https://warnermusicjapan.lnk.to/30thALEPu

てかもうここで買っちゃってw(アフィとかやってませんよ〜m(_ _)m)

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このアルバムで気に入ってくれた方、今のLOUDNESSも聴いてみてください!

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SUNBURST~我武者羅

ゴツいよ〜!!

このバスドラのフロントヘッドはどこに行ったのだろう?


ここから下はご興味があればお読みください。

僕が第三期ラウドネスのローディになり、デモ音源や本番のレコーディング、ツアーに参加し何が起こっていたのかを以前のブログ「まさのなかみ」に書いたものを加筆修正したものです。

日付もそのままに。

(2015年08月16日)

タイトル:おシリあいになりました

 

ライブハウスツアー「ONCE AND FOR ALL」は札幌ペニーレーンを終え、場所をクラブチッタ川崎に移します。

 

第三期LOUDNESS初の関東圏、しかもビデオシュートもあり、メンバー、スタッフともに緊張感MAX!!

 

セッティングを終えリハーサルが終わった後、何をしていいかわからなのでとにかくひぐっつぁんの行く後ろをちょこちょこついて行き、御用聞きをしていました。

ひぐっつぁんは専用の楽屋を振り分けられていたので基本1人でライブ前の時間を過ごします。

 

先輩ローディやひぐっつぁんの友人も多く楽屋を訪れていましたが、流石に本番前は1人。

 

もうすぐ本番、僕もドラムのセッティングが完璧であることを何度も確認した後、楽屋にいました。

 

楽屋には練習用のパッドが用意してあり、手首をほぐすようによくルーディメンツの練習をしていました。

 

いつもはよく冗談を言って周りを笑わせたり凍りつかせたりwするのが好きなひぐっつぁんも、本番直前はあまり喋らず、パッドを叩く音だけが鳴り響くのであります。

 

表情もいつもよりは硬いように思えました。

 

緊張の初日、札幌でのライブは熱狂的に迎えられ、大きなトラブルもなく大成功に終わったように思えましたが、この日は初日以上に緊張感がありました。

 

東京から近いこともあり多くの関係者が駆けつけたこのライブ、新生LOUDNESSのお披露目と言っても過言ではないですからね。

 

さらにTaijiさんの加入によってファン層にも大きな変化があり、会場は異様な雰囲気が漂っていましたね。

 

スタッフは全員ピリピリしていました。

みんなが失敗出来ないと思っていました。

当然僕もそうです。

ローディとして本番二日目、全てにおいて何がなんだかわかりゃしないのですが、周りの緊張感から更に緊張していました。

「どうかミスしませんように」

 

僕の願いはこれ一つ。

願いが届いたかは知りませんが、場内に注意事項を述べるアナウンスが流れ、いよいよ本番間近。

当時舞台監督だった柳さん(今回ライナーノーツを書いてくれた人です)の

「おねがいします!!」

の声が響き、ステージへ向かうメンバー。

僕はひぐっつぁんの足元をライトで照らしながら後をついて行きます。

ステージに晃さん、マサキさん、Taijiさんが姿を現すと会場は大歓声。

 

ひぐっつぁんもドラム椅子に座らずセットの中央で観客を煽る。

さらに歓声が増す。

 

・・・

ひぐっつぁんは言ったんです、リハが終わったあとに。

ドラム椅子後ろあたりを指差して、

「NGスティックを並べておけ」

と。

僕は忠実に言いつけを守り、椅子の後ろにNGスティックを並べました、10本くらい。

並べた、というより椅子の後ろにバラけて置いてあるという感じでしょうか。

その意味なぞ考えません、言われたことはそのままやる、ローディ初心者のワタクシ。

・・・

 

観客を煽るひぐっつぁん、でもちょっと後ろをむいて俺に声をかけた。

「それ片付けろや」

と。

 

「!!?」

 

と一瞬ひるむも、意味は考えません、そう言われたのだから、

「拾わなければぁ!!」

と焦ってスティックを拾いにかかるワタクシ。

 

それと同じタイミングで煽りが終わって椅子に腰を下ろすひぐっつぁん。

 

 

「ドン」

 

合わさる僕のシリとひぐっつぁんのシリ。

 

「う」

 

焦り振り向くと、そこにはもう一度立って観客を煽り直しているひぐっつぁんがいたのであります(涙)

 

「この人に一生ついていこう」と思った瞬間であります。

 

 

 

 

 

 


院長が参加するバンド「TUBTRACK」。
元MAJESTY~CRAZEの緒方豊和がボーカルのラウドロックバンド。
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