2024.07.28
アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その7)
2022.11.14 カテゴリー:(番外)音楽のこと LOUDNESS30thAnniversary 院長のたわごと
LOUDNESS10枚目のアルバム「LOUDNESS」が今や世界でもトップを争うプロデューサー/エンジニアのJacob Hansen(ヤコブ・ハンセン)によるREMIXで産まれ変わり、
「LOUDNESS 30th ANNIVERSARY LIMITED EDITION」
として2022年10月26日に発売!!
【Amazon.co.jp限定】LOUDNESS 30th ANNIVERSARY LIMITED EDITION
「LOUDNESS 30th ANNIVERSARY LIMITED EDITION」はDisk4まであり、その構成は下記の通りです。
Disc1:ヤコブ・ハンセンがREMIXしてものすごい音に!
Disc2:プレーヤーにはたまらないカラオケ音源
Disc3:アルバム「ラウドネス」のデモ音源、ベースは山下昌良氏!
Disc4:第三期ラウドネスのライブと「BLACK WIDOW」の MV やメイキングを収録
前の記事はこちら↓
アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その1)
アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その2)
アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その3)
アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その4)
アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その5)
アルバム「LOUDNESS」30thを聴くべき理由(その6)
本当に素晴らしいアルバムです。
アルバムからどの曲やるんですかね?
今からライブが楽しみです!
2022/12/24(土)
高松festhalle (香川県)
2022/12/25(日)
広島クラブクアトロ (広島県)
2022/12/28(水)
EX THEATER ROPPONGI (東京都)
2022/12/29(木)
EX THEATER ROPPONGI (東京都)
まだまだ続くLOUDNESS、今が観どきですよ♪
「LOUDNESS 30th Anniversary Limited Edition」
2022/10/26発売!!
http://www.loudnessjp.com/news/2022/news220826_2.html
オフィシャルサイトから↓
山田雅樹(EZO)、沢田泰司(X Japan)を迎え入れ、第三期とよばれ90年代を駆け抜けたLOUDNESSの名盤「LOUDNESS」、高崎晃のセルフ・プロデュース、バンド名を自らアルバム・タイトルにした自信作は、あきらかにこれまでとも違う、ハードでアグレッシヴなサウンド、そして横尾忠則によるアルバム・カヴァーなども話題に上り、オリコンチャートでは2位と好セールスを記録、日本を2周したツアーも大好評であった。
3CD+1DVD
3方背ボックス仕様、豪華92ページ・ブックレット、
復刻レプリカ・パス、復刻ステッカー封入
WPZL-32000/03 価格:¥11,500(税込)
■ご予約はこちらから。
https://warnermusicjapan.lnk.to/30thALEPu
てかもうここで買っちゃってw(アフィとかやってませんよ〜m(_ _)m)
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このアルバムで気に入ってくれた方、今のLOUDNESSも聴いてみてください!
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ゴツいよ〜!!
ここから下はご興味があればお読みください。
僕が第三期ラウドネスのローディになり、デモ音源や本番のレコーディング、ツアーに参加し何が起こっていたのかを以前のブログ「まさのなかみ」に書いたものを加筆修正したものです。
日付もそのままに。
(2015年04月06日の記事)
タイトル:ツアー用のリハと、NEWドラムセット
リハーサルをするスタジオはさすがのプロ仕様、本当に大きい。
そうですね、だいたいバスケットボールの試合ができるくらいか、それ以上か。
スタジオの正面は鏡張りになっていて全員のパフォーマンスを確認できるようになっているのにまたプロっぽさを感じました。
曲順やライブ用のアレンジが決まってくると、ライブに関わるスタッフさん、つまり舞台制作(全体演出)、照明さん、PAさん、特殊効果さん(特効さん)などがまたスタジオに集まり、各々のセクションでどのような演出をするなどのイメージを作っていきます。
どのタイミングで火薬を使って爆発させるとか、この曲にはド派手な照明とか。
メンバーと相談することもあるし、メンバーからアイデアが出ることもあります。
「ああ、こうやっていわゆる『コンサート』が出来上がっていくんだな」
と、感慨深くなりながら仕事してました。
高校生の頃ホールクラスのライブに行ってもアーティストのこと以外考えもしなかったけど、内部に関わってからはスタッフの動向のほうが気になってしまってライブに集中できなくなってます、今はw
高校生の頃は、アーティストが「スタッフにも感謝します」なんてライブの終盤に言ったりしているのを
「なにごきげんとってんだよw!」
てな感じでツッコんでましたがw、今はわかりすぎるほどわかります。
もちろんアーティストが一番でアーティストがあってのことだけど、ライブを行うその空間には、楽しみにしていたお客さんがいて、成功させようというスタッフがいて、その現場にいなくてもライブを開催するために奔走していた人がいて、本当に色んな人のエネルギーの集合体ですよね。
それはもうパワースポットといっても過言ではないのです!
アーティスト、お客さん、スタッフ、全員が良いスパイラルでエネルギーを与え、もらってるんだなあと感じております。
高校の時にホワイトスネイクやハロウィンのライブを見た夜は興奮して眠れなかったなあ。
きっとメンバーも盛り上がってる客席を見て興奮していたに違いないw
まあ、こうやってライブに向けてリハーサルが行われていくわけなんですけど、本格的なリハに入る前に
ドラムセットのセッティングのためだけのリハ?
が行われました。
それも2度w
レコーディングで使用したセットは2タム2フロアに、ロートタムがセッティングされたシルバーカバリングのセットで、このセットも今までの多点セットに比べたらかなりシンプルなので「変わったなあ」と思いましたが、新しく出来上がったセットは、ワンタム・ツーフロアにティンパニという、まさにジョンボーナムのセッティングでした。
「マジで!?」
みんなが思いましたよ。
今までと真逆のセッティング、しかもティンパニって、そこまでやる?
そう、好きになったらトコトン。
どちらかというとイアンペイスのほうが好きだったと言ってましたが、この頃からジョンボーナムにハマっておりました、ひぐっつぁん。
これから書くことはあくまで僕の考えで、ハッキリと本人が言っていたわけではないのでご注意を。
インタビューで言っていたこともあるけど、インタビューも本音とタテマエがあるわけなのでね。
メンバーが代わり、新たなラウドネスが始まると同時に「自分自身も変わらなくては」と思っていたんだと思います。
自分自身がドラマーとしてどうあるべきか、どう見せるべきか。
そして時代は何を求めているか。
自身が進む方向性を見極めたうえでのセルフプロデュース。
新しいラウドネスにはどんな樋口宗孝が必要なのかと。
そして出てきたのが、「力強さ」というキーワード。
これは当時よく言ってました。
シンプルかつパワフル。
それがこのセットになった理由だと思います。
でもでも、シンバルはジョンボーナムと同じ数というわけにはいきません。
大きくてめっちゃ重い(厚みがある)クラッシュ4枚に、チャイナ2枚、ロックタゴンも2枚あって、それに23インチ大カップのライド。
スプラッシュも2枚。
カウベルもあります。
全部シンバルスタンドを使っていたのでセッティングが本当に大変でした。
スタンドの足の方向とか。
もう足でゴッチャゴチャの大渋滞、足の踏み場がないんですよw
18インチのフロアタムはRIMSを使ってたのでタムスタンド2台で支えてて、スタンドの足は3点なのでそれだけで6箇所。
タムスタンド4台、シンバルスタンド9台、さらにティンパニ。
セッティング用のゴムマットにはこれでもかっ!!
って感じで足の位置が書き込まれていましたよ、もちろんスネアの位置も、椅子の位置も。
書き込むだけではなくて、幅1cm、長さ4cm、厚さ5mmくらいにカットされたゴムをアロンアルファでスタンドの足を取り囲むように貼り付けていたんですよ、全部。
こうするともうバッチリすぎるほど全く同じにセッティングできるんですけど、結構剥がれやすいんでアロンアルファとゴム片は常備しててしょっちゅう貼ってましたw
一回目のセッティング祭りの終了時、このセッティングを再現するのは「無理やな」と、全員が思いましたw
広げたシンバルスタンドの足の間に別のシンバルスタンドの足をくぐらせたり、足をまたぐように置いたりしながら、ひぐっつぁんの言うとおりにシンバルやタムの位置を微調整しているうちに複雑怪奇な足の置き方になってしまったのです。
ひぐっつぁんやっぱり再現不可能だと感じていたらしくw、簡単にセッティングが出来るように第二回セッティング祭りが開催。
この時には先輩ローディである、岡田さんと古道さんも来てくれて、みんなであーだこーだ言いながら足の位置をセッティングしやすいように決めていきました。
(お二人とも元気でいらっしゃいますでしょうか?)
そんなこんなでようやくセッティングが完成し、本番に向かっていくのであります!
(2015年07月10日の記事)
タイトル:ツアー、はじまります
ひぐっつぁんのローディになって半年が過ぎ、ついにライブツアーが始まります。
リハーサルでもブルブル震えていたのに、どうなることやら・・・。
アルバム「LOUDNESS」が発売される前に、新メンバーのお披露目という感じなのでしょうか、4都市のライブハウスをまわるという形でツアーが始まりました。
あまりに緊張していて、詳しく覚えていません。
この緊張はツアーの中頃まで続き、顔はこわばり、昼食の弁当は喉に通らず、何度もシンバルスタンドのネジを締め直し、喉がカラカラになりながら本番を迎えていました。
本番が無事に終わるとようやく笑顔が出ますが、それでも明日のことを考えると不安でいっぱいになります。
もしドラムセットが壊れたらどうしようとか、本番中にシンバルスタンドが「カタンッ・・・」とスタンドの首のところから傾いたらどうしようとか(アマチュアのライブでよくあるw)、トリガーシステムが動かなくなったらどうしようとか、ヘッドが破れたらどうしようとか、そんなことばっかり考えてしまって生きてる心地がしませんでした。
僕がなにか事故ったら(ミスしたら)楽しみに来てくれているお客さんをがっかりさせてしまう、いや怒られる、ブーイングを浴びせられる、タメ息をつかれる、笑われる、晒される・・・
うわ~、助けて~!!!!!
みたいな。
いつの日だったか、何か起こるんじゃないかとハラハラしながらセッティングしライブが始まり、
何も起こらないのでドラムモニター(特大のモニターで棺桶と言われていました)の後ろでちょっと休んでいると、
「ムラカミ~! おい~!! なんやこれ~!!!」
と叫ぶひぐっつぁんの声がライブ中に聞こえてきたのです!
「ライブ中なのになぜ声が聴こえる??」
と一瞬不思議に思いましたが、
「なにが起きたんすか〜!!」
と焦ってモニターの間から覗き込むと、なんとドラムペダルのビーターの先の部分が取れていたのです!
ペダルからは細い棒が伸びているだけ、そんなペダルで26インチのバスドラムのヘッドをピコピコ叩いてるひぐっつぁんがいました。
「うお~!」
ありえないほど慌てた僕は叩いている最中に無理やりペダルを取り外そうとし、なかなか外れないペダルに向かって、
「うわ~!!!」
と叫びながらペダルをガンガン叩きまくりました。
「は、外れない、はあ、はあ、はあ、神様~!!!!!」
・・・・と天を仰いだところで、
目が覚めました。
夢でした。
すみません、夢オチで。
でもこんな悪夢を見るほど緊張していたのです。
どこのホテルで、何回目のライブだったかは覚えていないが、起きた時は汗びっしょり。
緊張していたのは僕だけではないんですよ。
ひぐっつぁんもライブの直前の楽屋ではいつも緊張感が漂っていました。
そういうのを見てライブに対する真剣さを感じてたから、僕も余計にプレッシャーがかかってたんだと思います。
緊張は続くw
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