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入院してました(8)最終回

2016.03.02 カテゴリー:村上鍼灸院について 治療について (番外)入院手記 

 

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悪夢のような出来事から一夜明け、やや落ち着きを取り戻すも息子は未だにジンジンしています。

歩いても良いと言われているのですが、動かすと痛いので立ち上がるだけでも一苦労、もしカテーテルを引っ張られたらチンチンもろとも全部もげてしまうのではないか?

という恐怖感が私を襲います。

引っ張られているというか掴まれているというか、とにかく何をするにも力が出ません。

 

尿道カテーテルがどのような仕組みでつながっているのか。詳しくはこのサイトでチェックしてみてください。

この人ホントすごいです、わかりやすい!

 

軽く説明させてもらうと、ただ管が尿道に突っ込まれているわけではなく、膀胱側の先がバルーンのように膨らみ、つっかえているので簡単には抜けないような仕組みになっているのです。なので引っ張られるととっても痛い!

また、管をつけながらブラブラさせていると尿道口が広がってしまい、尿が飛んでもない方向に飛び散ってしまうらしく、私の場合は竿を右斜め上状態にし、テープで固定させていました。

とにかく引っ張られるのがイヤで、歩く姿は完全にへっぴり腰です。

 

 

しかし本当に怖いのは尿道からの感染症です。

毎日1回は管を中心に性器を洗浄しなくてはなりません。

 

初日は看護師さんにトイレで洗ったもらったので事なきを得たのですが(それでもテープを外すときは痛い)、問題はシャワーの許可が降りた二日目です。

 

 

左手には点滴、股間からは尿道カテーテル、それを吊るした点滴スタンドとともにシャワーを浴びるのです!

まさ酸素マスク

このスタンドとともにシャワーを浴びます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずシャワー室に行くだけで一苦労、へっぴり腰でそ〜っと歩きます。

パンツを脱ぐのも恐る恐るです。右斜め上に貼り付けられた息子が顔を覗かせます。

 

本当に、本当に慎重にパンツから両足を抜き、やっとのことで裸になります。

 

 

 

 

シャワーを当てます。

 

 

 

うわあ・・・

 

 

シャワーの水圧で管が引っ張れるような感じになり、さらにへっぴり腰になります。

 

 

それくらい敏感なのです!

 

 

 

まずは脂ぎっていた髪の毛から。

自由に使える右手と、点滴をつけたままの左手でぎこちなく洗います。

左手は動かすと痛いので、ほとんど使い物になりません。

 

 

 

 

なるべく尿道に刺激を与えないようにゆっくりシャワーで洗い流します。

 

 

 

丸2日シャワーを浴びていなかったのでホントに気持ちいいです。

 

 

 

 

しかし、なんということでしょう!

 

 

 

息子を固定していたテープが水に濡れ剥がれてきているじゃありませんか!!

 

 

 

これは危険です。

 

 

 

もしこのままテープが外れ、息子が右斜め上に固定されてる状態から「ボロン」と万有引力にしたがって落ちてしまったとしたら・・・

 

 

息子の重量だけでなく、カテーテルの重み、水圧もありますから、相当の刺激を覚悟しなければなりません!

 

 

 

う〜、ぶるるる

 

 

 

右手にはシャワーを持っていたので、とっさに左手で息子を固定しようとしますが、点滴が邪魔をして思うようにフォロー出来ません。

 

 

 

シャワーは出たままなのでテープはさらに剥がれてきます。

 

 

 

 

 

まずいぞ!

 

 

 

 

 

私はこういうポーズをする芸人さんを思い出しました。

yasumura_01

 

 

 

 

 

 

 

 

右足を上げなんとか水圧に抵抗します。

 

 

 

 

 

しかしみるみるテープは剥がれ落ちてきます。

 

 

 

 

 

うおお!

 

 

 

 

 

 

シャワーヘッドをフックにかけ、右手でシャワーを止めます。

 

 

 

 

落ち着いて左手を息子に添え、右手でテープを剥がしていきます。

 

 

そしてゆっくりと、やさしくカテーテルを突っ込んだ息子を垂直に垂らしてあげました。

 

 

 

ふう・・・

 

 

 

 

 

シャワー室がこんなに危険なところだったとは・・・。

 

 

 

 

みなさん、尿道カテーテルをしている人には優しくしてあげてください。

 

 

 

 

ちなみに私はお見舞いにお子さんが来ている時は出歩きませんでした。

 

予想だにしない動きをして私のカテーテルにひっかかってしまったら、と想像してしまったからです。

 

 

ゥヒィ・・・

 

 

 

 

 

と、こんなプチ冒険をしながら現在は退院しており、腫瘍の細胞診でも

ガンじゃなかった!(No malignancy)

とお墨付きをいただき、元気に治療院を再開しております。

malignancy

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手術前、医師が集まって行う会議では、私の膀胱の腫瘍を見た医師は全員が「悪性」と言っていたらしいです。

膀胱の腫瘍で良性なのは本当に稀なケースであり、

奇跡と言っても良い

とのことでした。

 

人生の運を全て使ってしまったとも・・・(汗)

 

 

今回の件では本当に自分の死を意識しました。

そこからの大逆転ですから、何か大きな見えない力が働いたのでは?

と勝手に大げさに思っております。

誰かに生かされた・・・みたいに。

もしかしたら師匠の樋口宗孝が「お前まだこっちに来るの早い」と言ってくれたのかもしれません。

生かされた命、正しく使わなければ!

こんな入院手記を書いてしまいましたが、患者様の治療は真面目にやっております(๑•̀ㅁ•́๑)✧

 

 

予定よりかなり長くなってしまいましたが、入院手記はこれで終わりです。

ちょっとはみ出しすぎた内容になっちゃいましたかね?w

 

今回の入院では本当に多くの方々にサポート頂きました。

人の優しさに触れ、心が洗われる思いです。

この経験を活かし鍼灸の道を極めるべく、励んでまいります。

本当にありがとうございました。

 

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